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太平洋戦争末期に実際に起こった「アナタハン事件」を題材にした『女王と呼ばれた女』。本作で本格舞台に初挑戦する江原蓮に舞台への意気込みや作品の見どころを聞いた。

この舞台を機に自分の色を見つけて、個人の引き出しを増やしていきたい

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――舞台出演はオーディションで決まったが、そのオーデョションが今までとはちょっと違う内容だったという。

「この舞台の監督の棚澤(孝義)さんがドラマ「半沢直樹」の演出をされていて、オーディションの台本が「半沢直樹」だったんです。本を使ったオーディションの後、ボールペンを渡されて「これ100円のボールペンだけど、このボールペンを嘘ついて高く売ってみて」と言われて…。あとは面談みたいな感じで少し話をしました。けっこう特殊なオーディションだったので、少し不思議な気持ちがして、でも棚澤さんの演技指導を受けたいなという気持ちになりました。オーディションの時に「役者は色が大切だから、役者としての色がつくといいね。」と言われて、決まった時はこれを機に自分の色みたいなのを見つけていきたいな、と思いました。作品を大事にしながら、個人の引き出しも増やしていきたいなと思っています」

――実際に稽古が始まって、棚澤さんの演出はどうなのだろうか。

「棚澤さんはわりとその場で生まれたものを大事にする方。役者自身が持ってきたものを出して、それを見て生かしつつ、棚澤さんが意見を言ってくださるんです。逆に言うと、自分のプランを持っていかないと稽古が進まないので、悩むこともあって。でも、自分自身の悩んでいることを見抜いて的確なアドバイスをくださるので、自分の考えていることができています。棚澤さんからは、たくさんチャレンジしてほしいと言われていて、「こんな芝居ありなの?」と思っていてもOKが出たりするんで、正解はないんだなと思います」

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――年齢差のある共演者の多い現場だが、主演の鳥居みゆきさんのおかげで、仲も深まったそう。

「最初、現場に入った時はさぐりさぐりでした。ある日、座長の鳥居さんが気を遣ってくださって、「みんなで飲みに行こうよ」と誘ってくれたんです。飲みの場で仲を深めてからは、稽古場では飲みの流れを生かしつつ、みんなで話し合いをするという感じ。他の現場と比べても話し合いはすごく多いですね」

――太平洋戦争末期に実際に起こった「アナタハン事件」を題材にした本作。原作を読んだ時に感じたこととは。

「最初に読んだ時は、正直、訳がわかりませんでした。自分の役柄より作品の意図を先に知っておかないとだめだと思って、基になっている「アナタハン事件」に関わる作品をDVDで全部見て、イメージしやすいようにしました。僕は、普段オーディションを受ける時も4つくらい役があったら、その役にはまる役者さんって誰だろうってイメージしながら挑むタイプ。今回も自分では準備していたつもりでも、共演している10年も20年も経験のある先輩方を見ていると全くできていなくて。台本や役に対しての準備はほんのちょっとしかできてなくて、やっと基礎を学べたなって感じです」

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――演じるのは気弱で優しい青年。自身とは全く違うタイプとのこと。

「自分とは全く逆だなって思っています。僕の見せ場のシーンがあるんですが、ちょっとでも気を抜くと恥ずかしくなるようなシーンで、そこがまだ今の段階でも納得いく芝居ができていません。感情の変動がすごく激しい役で、人間なのに、人間じゃないみたいな。でもそれが本来の人間の姿なんじゃないかと思う部分もあって。ちょっと表現が難しいんですけど…。もちろん、その時代に生きていないので、想像も全然つきませんし、でもこういうことかなと思ったことを信じて100%でやらなくちゃいけないので、そこが難しいです」

――あと1週間ほどで公演初日を迎える今の心境は?

「お芝居自体は正直楽しくて、自分のやるべきこともある程度見えてきているし、監督から僕のシーンはそんなキメキメでやらないで、その場の雰囲気で自分で動いていいよと言われているので、そこはすごく楽しみにしています。僕、すごくダンスが苦手なんです。昨日初めて振りをつけてもらったんですけど、動けてないのは僕だけ。昨日夜帰って、家でも練習して、振りは入ったんですけど、実は振りがまだ半分くらいしかできていないので、これから覚えなくちゃいけなくて。ダンスでお客さんを萎えさせてしまったら作品が壊れてしまうというプレッシャーがありますね。とにかくやるしかないって思っています」

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――今真剣に向き合っている「女王と呼ばれた女」という作品は、江原蓮にとってどんな存在の作品になるのだろう。

「今までお芝居に対して自信が全くなかったので、オーディションとか行く時に「僕はこういう経験をしたから負けるわけがない」という自信に繋がったらと思っています。今回は演じたことのない役なので、それこそこういう引き出しも自分の中にあるんだということが経験できそうです。今後はいわゆるイケメンの役もやっては見たいですが、自分自身としてはダサく生きれたらなって。嫌われる役でもいいので、仕事の中では、江原蓮を捨てられるようになりたいです」

――最後に作品の見どころについて聞いた。

「人間が環境によってどれだけ変化するのかというのが今回の一番の見どころだと思っています。人間の三大欲求の中で一番強いのは何だろう、男性がたくさんいて、女性が1人という状況でどれだけ女性が権力を持つのか。僕の役は、人を銃で撃つ時にすごい気弱なやつですが女性が混じったらどう変わるのかというところが見どころだと思います。たくさん稽古をしているので、とにかく舞台に立つのが楽しみです」


インフォメーション

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STAGE

『女王と呼ばれた女』

日程:2017年3月23日(木)~26日(日)
劇場:新宿村LIVE

▼公式サイト
http://www.shinjukumura-live.com/stage/

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