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2014年7月17日更新

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久保ミツロウ原作の人気青春マンガ『アゲイン!』のドラマ化で、ヒロインの団長こと宇佐見良子を演じる早見あかり。学ランに身を包んだ凛々しいオンナ応援団長と、早見自身の浅からぬ関係とは──。

頑張っている姿が、誰かの“応援”になればいいなって思うんです

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── 人気コミックのドラマ化といえばやはり、誌面に描かれたキャラクターを生身の俳優がどう立体化していくのかも注目される大きなポイントになるが、今回はまずそこになかなかの驚きがあった。

「一番最初に原作を読んだとき、一巻の表紙が団長だったんですけど“どうも自分に似てるなぁ”と思いながら読み進めていました。そうしたら最後の最後に作者の久保先生が、団長は女優を目指して頑張っている私をモデルに描いていたと種明かししてくださって。びっくりしましたけど、それを聞いて改めて“あ、だからこんなに似てたんだ!”って納得もしました。だってもう…どう見てもこれ、私じゃないですか(笑)。始めはパッと見て似てるなぁと思って、細かいところを見ていくと…髪を結んでても耳がぴょこっと出てるところとか、眉とか、やっぱり似てる。むしろ似てるって(笑)。3年かけて描き続けてくださっていたことも、そのキャラクターを今、こうして自分が演じることが決まったのも嬉しかったですね、すごく。ドラマ化が決まったとき、久保先生が“万が一ドラマ化するときは絶対団長は早見あかりさんが良かった。こうしてあかりんを迎えに来れて良かった”ってコメントしてくださったのを聞いて、ホントに良かったなって」

── さらに偶然も、味方した。

「不思議なんですけど、私のスケジュールもこのドラマの撮影期間だけポカッと空いてたんですよ! そこにすべてがピタッと入って。こうしてうまくお話が進んだのも、絶対になにかの運命なんだと思います。それに私、学ラン似合うんですよ(笑)。でも…もし私がなにか他の作品の撮影に入っていたとしたら誰が団長をやったんだろうって、すっごく気になりますけど(笑)」

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── 高校3年生の団長は、部員1人だけという応援団に所属。美少女だが堅物、全校生徒から煙たがれる独特の存在感で孤独に青春の日々を送るヒロインだ。

「とにかく全力で、孤独、鬱陶しくて、周りの人から見たら暑苦しいくらい空回りしちゃう女の子を演じなきゃって思っています。男勝りというか…まあ、女団長ですからね(笑)。“男の子には負けたくない!”っていう気持ちも強いだろうな。そこは私も同じ気持ち(笑)。頭ごなしに“男だから”“女だから”って結果を決めつけられるのはイヤですね。なにごとも、やってみなくちゃわからない」

── インタビュー時はクランクイン直前、撮影に向けた応援団の練習まっさかりの時期だった。実際に出会った現役応援団の迫力は相当だったようで…。

「最初は“応援練習楽しみ!”って思っていたんですけど、いざ前日に資料でいただいた映像を見たら“楽しみ”という気分は一気になくなって、正直“怖い。行きたくない”と(笑)。大学の応援団のみなさんの、なんでしょう…もう見たこともない現実がそこにあったんです。 “こんな世界がまだあったんだ!”という衝撃。上下関係とかたくさんのルールとか、応援団の成り立ちのすべてが未知の世界。私の知っている日常と次元が違い過ぎて…でも“昔の日本だったらこういうのは当たり前にあったんだろうな”とも感じました。もちろん、実際にお会いしたらみなさん普通の大学生のお兄さんという雰囲気だし、やさしく丁寧に指導してくださるんですけど、一旦応援団スイッチが入るとその本気たるや凄まじく、しかもそれをみんなで当たり前にやっている。ホントに周りから見たら“このひとたちなんなの!?”って。それで気づいたんです。団長を見ている周りの人の気分って、今まさに私がみなさんを見ているこの気持ちなんだろうな。ということは、私もこうならなきゃいけないのか、と。
監督からも“団長の生き方に疑問を抱いちゃダメだ”と言われました。確かにその通りですよね。周りがどう見ようと、団長を演じる私だけは迷わず団長の全力を信じて突っ走っていかないと、団長の放つ情熱やその裏にある孤独は表現できないですからね」

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── 監督からは「しごいてやるぞ」宣言も。

「顔合わせと本読みのあと、私と(主人公・今村金一郎役の)藤井流星さんだけ呼ばれて、“いい作品にするために、ふたりにはキツイことを言うだろうけど頑張ってね。どんどんしごくから”と言われ、ふたりで“はい”と。ちょっとドキドキですけど、でもその言葉にすごく愛情を感じました。それに今、みんなで応援練習をして行く中で、共演者同士がホントに仲間として支え合い、大変なことも楽しいことも共有できる時間をたくさん過ごしているので、この気持ちを持って本格的な撮影に入っていけるのもすごく力になると感じてるんです。
団長は最初はひとりで応援団をやることにこだわりすぎて、とにかく必死で…応援団ではあるけど、ちゃんと誰かを応援する余裕はなかったと思う。それが、台本が進むに連れて団長自身も“こういう考え方じゃダメなんだ”って気づいていって、そうやって自分が気づくことで一度離れた部員も戻ってきてくれたり、仲間がいてくれることの大切さにも気づける。その心の変化を経て、次第にちゃんとした応援ができていくんです。私も迷いながら頑張るけれど、共演者のみなさんとも団結しながらいい撮影にしていきたいな。それに…これだけは自信持って言えます。この現場、すべて終わったあとの達成感は凄いだろうなぁって」

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── これから待ち受ける炎天下の撮影も、団長と向き合う怒濤の日々も覚悟の上。“運命の役”がいよいよ動き出した。

「この『アゲイン!!』という作品は、作品自体がすごく今の時代に逆らっているというか…今、“全力でやるのってカッコ悪い、ちょっと手を抜いて出来ちゃったくらいのほうがカッコいいじゃん!”って風潮がありますよね。そんな中、空回りするくらい必死でひとつのことを追い続けている団長って、すごく貴重な存在なのかもしれないって思うんです。団長の持つ今の時代にはない“全力感”と、“ひとりじゃ何も出来ないんだよ”っていう現実への直面と、そこからまた変わっていく人間の心。そういうものを、ドラマを通じてひとりでも多くの方に伝えられたら素敵ですよね。“ひかれたっていいじゃん、ひとりでも全力でやってみようよ”というこの作品や団長からのメッセージ、受け取ってもらえたら嬉しいな。やっぱり、学生でも社会人でも毎日の中で辛いこといっぱいあると思うんですけど…“ほら見て、ここにこんなに辛い思いしながら頑張ってる団長がいるんだぞ。暑苦しいだろう!”って。その姿がね、誰かの“応援”になればいいなって思うんです。では、これからしごきの現場に行ってきます!(笑)」

Writing:横澤由香

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INFORMATION

TV

『アゲイン!!』

TBS 7月22日O.Aスタート! 毎週火曜25:13~
MBS 7月20日O.Aスタート! 毎週日曜24:50~

コミック発行部数累計130万部を超える久保ミツロウ原作の人気青春マンガ『アゲイン!!』のドラマ化。
友達も思い出も、何ひとつ残らないまま高校生活を終えてしまった主人公・今村金一郎は、卒業式の後、なぜか三年前の入学式の朝にタイムスリップしてしまう。もう一度、退屈な三年間を繰り返すのかと思いきや、憧れていた応援団の女団長・宇佐美に声をかけたことで、金一郎のまったく新しい高校生活が動き出す。


▼公式サイト
http://drama-again.com/

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(C)2014「アゲイン!!」製作委員会

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