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2013年10月31日更新

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1st-Last写真本『ほんだらけ(本田本)』を完成させた本田翼。自身が「最初で最後」とまで言い切る渾身の本作は、自分の中にある理想の世界をぎゅっと詰め込んだ、みんなの知らない“ホントの本田”そのものなのかも。まさに、魔法のような不思議な魅力を放つ一冊だ。

思いがどんどんカタチになっていく過程では“がんばったなぁ”“やってよかったなぁ”って、嬉しい気持ちの連続でした。

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── 今回、この本を創ろうと思ったきっかけは?

「モデルさんって、例えばファッションとかコスメとか、自分の好きなテーマでスタイルブックを出したりしてますよね。そういうのを見ていて、自分だったらどんな本が創れるだろうと考えたとき、やっぱりこれまでにある本とは全然違う分野の切り口が面白いな、とことん“自分の好きなモノ”をテーマにして創ってみたいって思ったのが最初です」

── そうして選ばれたテーマはなんと、“漫画”と“布団”。

「自分が昔から大切にしてきたモノってやっぱり漫画とか本とかだったから、漫画と繋がっている自分、みたいなコトを表現しました。あと布団は…私、ホントにお布団が大好きで、極端なこと言ってしまえば、もうずっと一緒にいたいというか(笑)。それで、本の中ではまず布団を持ったまま公園とか本屋さんとか、自分の好きなスポットに行っているっていうシチュエーションで撮影をしたんです!」

── 確かに誰もが一度は「布団のまま移動したい!」って思うこと、ありますよね。それが人一倍強かったと。

「はい。こんなことできたらいいなっていうことを写真で再現してみました。でも改めて見てみると、お布団、けっこうどこでもしっくりきてましたよね(笑)」

── ものすごくスタンダードなスタイルのお布団っていうのが印象的。のび太くんやサザエさんたちが使ってそうな…。

「そうなんですよ~! そこが私のこだわり(笑)。“お布団はこういうのにしたい”って、リクエストを出したんです」

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── 撮影は佐内正史さん。あの独特の空気感が、いわゆる“素”の体温のようなモノをとても自然に写し出している。

「すっぴんで撮ったカットも多いんですけど、佐内さんの写真はホントにもう全部良くって、セレクト作業のときも丸印ばっかり。“全部OK!”(笑)。最終的にはアートディレクターの秋山具義さんのセンスで素敵に仕上げていただきました」

── 一方、漫画をテーマにしたシューティングでは、自ら様々な作品のキャラクターにも扮している。こちらの表情もすごく新鮮だった。

「キャラクターはすっごく厳選して、自分が一番好きな作品から決めていきました。もちろん全部大好きなんですけど、『鋼の錬金術師』は特に思い入れが深くて。小学生の頃に出会った作品ですが、それくらいの時期に触れたモノってやっぱりすごく印象深く残っているんですよね。ウィッグも衣裳もスタッフのみなさんがとても頑張って集めてくださって、クオリティの高い丁寧なスタイリングになっています。現場ではいつものファッション撮影とは違う気持ちで臨みました。この子はニコッて笑うタイプじゃないぞとか、それぞれの漫画の世界観だったりキャラクターが持っている性格とかを意識してポージングしたんですけど…そういうところは少し、お芝居をする時の感覚に近かったかもしれません」

── 好きだからこそ、大事に表現していく。そんな誠実なこだわりと遊び心がどのページにも詰まっていて、見ていてとても楽しい本になっている。少女マンガの永遠の定番、朝寝坊した女子高生が坂道を走る“トーストダッシュ”も…。

「あれは男性スタッフ陣の“ぜひやって欲しい”の声にお応えしました(笑)。佐内さんも“トーストダッシュ、見たいなぁ”って(笑)。あと、浴衣もリクエストです。私の思いにみなさんの楽しいアイデアがプラスされて、撮影はホントにリラックスしてできました」

── 「電線/電線が赤色だったらみんな運命の赤い糸を信じると思う…」など、写真と一緒に手書きの言葉たちが掲載されており、内面がじんわり伝わってくる。

「手書き、けっこうたくさんありましたね。撮影よりもそちらのほうが時間がかかったかもしれません。本の全体的な構成イメージは“少年マンガ誌”。それがどんどん実際に形になっていく制作中は“がんばったなぁ”“やってよかったなぁ”って、嬉しい気持ちの連続でした。でも本の創り方として自分が一番こだわったのは、ページ左右の余白部分! スタッフのみなさんに聞いたミニアンケートなんかが入ってるんですけど、ほら、よく少年マンガ誌にあるでしょ? ちょっとした情報が散りばめられている欄外スペース。“そういうのを絶対やりたい!”って決めていて、実はそこに一番思い入れがあります(笑)」

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── これまで応援してきてくれたみなさんには、ちょっと驚きの内容なっているはず。

「そうかもしれないですね。ファッションやドラマなどとは楽しみ方が全然違うと思うので…なんか、ふとした時に読んで欲しい。時間が余っちゃってすることないなぁとか(笑)、そんなときに開いて気ままに読んでもらいたいな。今回はホントにしたいことをたくさんやらせてもらって、これまでのお仕事とはまたひと味違う達成感を持てました。だからこそ、みなさんにも自由に楽しんでもらいたいです。私自身、普段はすごくインドアで、お休みの日も前日にお気に入りの本屋さんでたくさん漫画をジャケ買いとかして、食べ物も飲み物も揃えて、一番居心地のいい状態にしたお部屋でずーっと漫画を読んでいます。この本の中にいるのは、そんな私。20代の最初にこういう本を出すことが出来てとっても幸せです」

── 小さい頃からの夢や理想や空想が形になった『ほんだらけ(本田本)』。では、この先の夢は?

「うーん…お仕事に関しては、“初心を忘れずにがんばります”かな。写真を撮られるのも好きですし、お芝居も…最初はとにかく必死、必死でやっていましたけど、最近は少し自分を見つめられるようにもなったし、共演者のみなさんともおしゃべりできるようになって…って、ホントに現場ではそれくらい必死でした。でも今は楽しめるようになりました。“こうじゃなきゃ!”っていうのはなくて、自然な流れというか、出会ったお仕事ひとつひとつにしっかり挑戦していくことをがんばりたい。そしてオフはしっかり漫画に癒してもらって…あ、そうだ。最近ほとんど映画を観ていなかったので、来年はちょっと漫画の時間を削って(笑)、映画館にも通いたいです。いろいろ挑戦する分インプットもたくさんして、心にもしっかり栄養を与えて。そしてこの先本田翼がどこへ行くのか──それはぜひ、みなさんの目で追いかけていただけたら嬉しいです」

Writing:横澤由香

INFORMATION

BOOK

本田翼1st-Last写真本『ほんだらけ(本田本)』

発売中!

価格:1,700円+税
発行:SDP

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