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10年にわたり『少年ガンガン』で連載され、シリーズ全世界累計7,000万部を超える大ヒット作『鋼の錬金術師』が満を持して実写映画化。豪華キャストと最新技術を使った映像は見ごたえ十分。ホムンクルス(人造人間)のひとり、エンヴィーを演じた本郷奏多に『ハガレン』の魅力を語ってもらった。

実写だからこそ伝わるテーマの重みを感じとってほしい

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―― マンガ原作の映画に多数出演し、本人もマンガ好きを公言している本郷。『鋼の錬金術師』も好きな作品のひとつだという。

「高校生のときに友達から面白いから読んでみてと薦められて全巻借りたのがきっかけでした。有名な作品だったので、バトルものという予備知識しかなかったのですが、読んでみるとテーマが深くて引き込まれていきましたね。心にぐっとくる名セリフも多く、大人もハマるのがわかりました。好きな作品の映画に出られるのはとても光栄なことです」

―― 亡くなった母を生き返らせようと「人体錬成」という禁忌を犯し、身体を失ってしまうアル。兄であるエドも体の一部を持っていかれてしまう。身体を取り戻すために必要な代価「賢者の石」を探すために旅に出るという物語。ただの冒険ものではなく、人間の醜い欲望や罪も描いているところに魅力を感じる人も多いようだ。

「少年誌での連載だったので、気軽に読めるものかなと思っていたんです。でも、人としての倫理観など重いテーマが軸にあるんですよね。今回、映画でも描かれていますが、キメラ(合成獣)の錬金術師、ショウ・タッカー(大泉洋)が、いきすぎた研究の末、ある悲劇が起こるんです。マンガで読んだときもゾッとしましたが、実写になることでより恐怖を感じましたし、『ハガレン』が伝えたいテーマが色濃く出てきていると思いました」

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―― 実写化には賛否両論あるものの、生身の人間が演じることで、“生きるということは何か”“大切なものとは”という問いかけがストレートに届いてくる。それは原作が持つ魅力を大切にして作り上げられた映画だからこそ。原作ファンである本郷も観終わったあとに「ちゃんとハガレンだった」と感じたそう。

「世界観をとても大切にしていましたし、原作で魅力的なキャラクターもそのまま、そこにいた気がしました。僕はマスタング大佐が好きなのですが、ディーン・フジオカさんが演じられた大佐もビジュアルはもちろんのこと、冷静沈着でありながら仲間のことでは熱くなる強い人物像に魅力を感じました。実写版で素敵だなと思ったのはヒューズ中佐。人のよさそうな感じが佐藤(隆太)さんそのもので、とてもハマっていました。松雪(泰子)さんのラストもカッコよかったです。近くで見ると本当にドキッとするくらい妖艶でした。ファンタジーの世界なので、一歩間違うとコスプレをした人たちが芝居をしているように見えてしまうのですが、CGなど映像のクオリティも高かったので、見ごたえがありました。アルなんてフルCGとは思えないほどリアルで驚きました。映像美も見どころのひとつです」

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―― 『ハガレン』を語る上で外せない真理の扉もまた、実写版でカギとなる。

「エドが真理の扉にたどりつき、やせ細ったアルを見つけるシーンはマンガでも好きな場面のひとつなんです。アルが生きているという仮説が証明されたわけで、旅を続けていく原動力ともなる大切な場面。映画ではどう表現するのだろうかと思っていたのですが、“そうきたか!”とただただ感動しました。映画でぜひチェックしてください。原作を超えるという表現は違うかもしれませんが、実写だからこそできる音や光が加わることで、ワクワク感はより増します。特に錬金術をあやつるシーンは迫力があると思うので、楽しみにしていてください」

―― 「出演時間は短いんですよね」と笑う本郷だが、エンヴィーも物語のカギとなるキャラクターだ。ビジュアルにはかなりこだわったという。

「曽利文彦監督はビジュアルにこだわる方なので、衣装合わせを5回くらいして細かく作り上げていきました。性別や年齢がわからない謎が多いキャラなのでどこまで原作に寄せていくかが難しいところなんですが、納得のいくビジュアルになったと思います。ディーンさんには『寒くないですか?』と聞かれましたが(笑)。ラスト、グラトニー(内山信二)と並ぶとインパクトがあると思うので、ホムンクルスの3人にもぜひ注目してください」

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―― エンヴィーは七つの大罪の“嫉妬”をつかさどる人造人間。本郷が最近、嫉妬したこととは?

「そうですね。イタリアロケに行けなかったことですかね(笑)。僕はCGでの撮影が多かったので。もし次回作があれば、イタリアロケに行けたらいいなと思います。出番も多くなるといいな……」

―― 最後に実写映画の魅力を聞いた。

「僕が観終わってすぐに感じたのは“すごい!”という単純な感想なんですが、映像もキャストの演技も全てがハマっていて、『ハガレン』の世界観が伝わってきました。最初から最後まで現実に戻されることなく、どっぷりハマれると思います。迫力のあるバトルシーンが続くだけでなく、人体錬成や人造人間、キメラをつくりだすことで見えてくる“生と死”だったり、倫理観など深いテーマが掲げられているので考えさせられることも多いと思います。僕のシーンでいえば、燃やさせるところが見どころかな(笑)」


Writing:岩淵美樹

インフォメーション

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(C)2017 荒川弘/SQUARE ENIX (C)2017 映画「鋼の錬金術師」製作委員会

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『鋼の錬金術師』

12月1日(金)公開


全世界待望のファンタジー超大作、兄弟の絆を賭けた冒険が始まる!
運命に挑む兄弟エドとアル。幼き日に最愛の母を生き返らせようと、禁断の術を犯したエドは手脚を失い、アルは魂だけの鎧の身体になった。必ず弟の身体を戻す――そう決心し、鋼の義肢、オートメイル(機械鎧)を身に着けたエドは、やがて“鋼の錬金術師”と呼ばれる存在となる。
身体を取り戻す唯一の手がかりは、謎に包まれた「賢者の石」。伝説を求めて旅をする二人は、やがて国家を揺るがす恐大な陰謀に巻き込まれていく…。壮大な旅の果てに、待ち受ける驚愕の真実とは? 兄弟の絆を懸けた、超ド級の冒険がいま始まる!

▼公式サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/hagarenmovie/

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