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最新映像技術を駆使し、壮大な世界を描く『精霊の守り人』。NHK放送90年を記念した大作で重要な役に抜擢された板垣瑞生。撮影当初は「周りは有名な方ばかりで震えるほど緊張した」という。新ヨゴ王国の皇太子チャグムの成長とともに、板垣自身もまた俳優として成長を遂げた作品となった。シーズン2の放送を前に、作品への思いを聞いた。

チャグムの大冒険物語。生き抜く力と成長する姿を見て欲しい

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――2016年3月に放送されたシーズン1では子役の小林颯が演じたチャグム。ストーリーでは4年がたち、皇太子となったチャグムを演じるのが板垣だ。

「出演が決まったときはとても驚きましたが、楽しんで演じられたらいいなと思いました。泳ぐシーンがあるということを聞いて、生後11か月のときからはじめた水泳が活かされる時がきたと思いましたね(笑)。チャグムは皇太子という立場ですが、公平性があり、とても情熱的で生きる力に満ちているところに魅力を感じています。父の策略により航海に出て囚われの身になるわけですが、ただ暗くなるのではなく冒険を楽しむ姿を見せられるように心掛けました。そうやって皇太子としてみんなを率いていくわけです。リーダーとしてどう振る舞えばいいのか、僕にはない要素なので冒険もののマンガをたくさん読んでイメージを膨らませました」

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――ウソ偽りのない芝居をしたいと語るまっすぐな瞳はチャグムの姿と重なる。

「ファンタジーの世界ですが、芝居ではウソがないように演じたいという気持ちがありました。シーズン1を見てとても素晴らしい作品だと感じたので、僕もいい作品をみなさんと一緒に作りたいという思いが強かったです。ただ、アクションやCGを使った芝居が初めてだったので、戸惑うことも多くありました。また、見渡せばキャリアのある素晴らしい先輩ばかりなので、最初の頃は緊張で震えることもあったんです。撮影が進むにつれて慣れてきたのか緊張することはなくなりましたが、みなさんの芝居に圧倒される毎日でした。僕は弱々しく見えないように、皇太子としての立ち居振る舞いに気をつけてがむしゃらに演じるだけ。完成した1話を見たときに『まだまだダメだな』と反省ばかりでした。これだけ多くの先輩方と芝居をする機会はなかなかないことなので、どんな些細なことでも見逃さずに吸収できたらと思っています」

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――アクションなど大変な撮影も多いが、現場は「こんなに楽しくていいのかな」と思うくらい和やかだという。

「綾瀬(はるか)さんや鈴木(亮平)さん、林(遣都)さんたちと色々とお話をさせてもらっています。ヒュウゴ役の鈴木さんは、世界遺産の話をしてくださってとても面白かったですね。芝居に関しても、こんな風にしたいんだというものを明確にお持ちで、話がわかりやすくて勉強になりました。綾瀬さんも気さくに話しかけてくださり、あだ名もつけてくれました。ここでは秘密にしておきますが(笑)。林さんは事務所の先輩ですし、役としてもチャグムの教育係ですからとても身近な存在。とはいえ、お互い人見知りなので、芝居以外で話すようになったのは2カ月くらいたってからでした。あるシーンで、つながりがおかしい気がしたのでボソッと言ったのですが、声が小さくて聞こえなかったのか次のシーンへの準備がはじまりそうになって。『そんなに気にすることじゃなかったのかも』と思った瞬間、林さんが『監督、すみません!』と大きな声で伝えてくれたんです。普段、そんな大きな声を聞いたことがなかったのでびっくりしたと同時に、頼もしい先輩だなと感激しました。そこからです、話すようになったのは」

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――すでにシーズン3の撮影に突入。長期にわたりひとつの役を演じることも初めての経験だ。

「4月から撮影がはじまって、8月でシーズン2の撮影が終わりました。そのときは完全燃焼!という感じ。チャグムは冒険を通じて成長していったけれど、僕自身はどうなのか……、自分ではわからないけれど、少しは成長していたら嬉しいです。でも芝居の幅は広がったんじゃないかなとは思っています。最近、シーズン3の撮影がはじまったのですが、スイッチを入れるために、スタジオの床を1回強く踏みました。今まではそういうことをしなかったけれど、今回は撮影期間も長いので、撮影に入る前のルーティンワークになっています。どれだけ撮影を重ねても難しいのがCGを使ったお芝居。目の前にどんな風景が広がっているのか、誰がいるのか理解するまで監督から説明を受けるようにしています。台本を読んで想像を膨らませてもわからないことが多く、あいまいにしちゃうとウソの芝居になるからそこはしっかりと聞くようにしています。アクションシーンもあり、体力勝負のところもありますが、しっかりと睡眠をとって乗り切っています。僕、わりとどこでも寝れちゃうので、メイク中もウトウトして頭が後ろに倒れちゃうので、メイクさんに迷惑をかけているかもしれませんが(笑)」

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――板垣はダンスボーカルグループ「M!LK」のメンバーでもあり、1月にシングルをリリースするなど精力的に活動している。

「俳優との両立とか難しくは考えていないです。ライブをするときは自然とテンションがあがるし、ファンのみんなを盛り上げようとちょっとロックな感じになるかな。特別なスイッチはなくて、板垣瑞生として楽しく活動しています。メンバーとは芝居の話は特にしないけど、僕はみんなの出演作品をちゃんと見ていますよ。『見たよ、良かったね』って伝えます。今回の『精霊の守り人』みんな見てくれるかな~。綾瀬さんをはじめ素晴らしいキャストですし、ストーリーも壮大で見ごたえ十分ですから、絶対にメンバーにも見て欲しい!」

――いよいよ新たな冒険がはじまる。最後に見どころを聞いた。

「僕も最初は聞きなれない名前に苦戦しましたし、世界観を理解するのに時間がかかりました。でも難しくとらえず、まずは迫力あるシーンを楽しんでください。ファンタジーの世界ではあるけれど、人と人とのつながりを描いてバルサやチャグムが戦うなかでどう成長していくのか、また戦争とは?ということも問いかけている作品だと思います。僕自身も演じながらたくさんのことを考えました。また、素晴らしい先輩方の中で、もがきながら精一杯チャグムを演じました。航海に出てさまざまな苦難にぶつかりながら、どう乗り越えていくのか、チャグムの生き抜く力、成長する姿をぜひ見てください」


Writing:岩淵美樹

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(C)NHK

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大河ファンタジー『精霊の守り人』悲しき破壊神

1月21日(土)スタート
毎週土曜日21:00~21:58(全9回)


NHK放送90年記念作品。上橋菜穂子氏のファンタジー小説『守り人』シリーズを題材に、3年にわたり全22話を放送。シーズン1は、精霊の卵を宿したことから父・帝に命を狙われた王子チャグム(小林颯)と用心棒・バルサ(綾瀬はるか)の逃亡の旅を描いた。シーズン2ではそれから4年がたち、お尋ねものとなったバルサが異能を持つ少女・アスラ(鈴木梨央)と出会い新たな旅をはじめる。新ヨゴ王国の皇太子となったチャグム(板垣瑞生)もまた、タルシュ帝国の侵攻から海の国・サンガル王国を助けるために航海に出る。ふたりの新たな冒険の行方は……。

▼公式サイト
http://www.nhk.or.jp/moribito/


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