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2012年11月8日更新

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2012年10月、兵役期間を終え音楽活動を再開したK。約2年間の厳しい訓練や生活の中で何を学んだのか。そして新たなスタートを切るKに今の思いを聞いた。

僕自身もどう成長していくのか? 楽しみだし、ワクワクしています

── 除隊時の心境というのは、どのような気持ちでしたか?

「日本からたくさんのファンの方が韓国へ来てくれたことへの感謝の思いもあるけれど、僕の中では『新たなスタートだ』というワクワクするような気持ちでいっぱいでした」

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── 韓国の男性は20代のうちに約2年間、兵役を務めなければならないわけですが、入隊前には不安も大きかったのでは?

「軍隊へ行けば、厳しい訓練や上下関係があるだろうし、肉体的にも精神的にも大変な時間になるんだろうと思っていました。音楽ができないとも考えていたんですが、僕の所属先は、軍楽隊でした。ブラスバンドで軍の式典に出席したり、イベントでバンドとして演奏することもできたのは、幸いでした。それでも、指揮者に合わせて演奏する経験がなかったので、最初はとても違和感があって、何度も怒られました。でも、指揮者のテンポに合わせ、大人数で演奏する楽しさを知りました。自分が音符のひとつ、ピアノの鍵盤のひとつになり、仲間とハーモーニーを奏でる面白さを経験できました」

── 2週間の野営訓練もあったとか?

「重い荷物を背負い山道を歩き、テントの中で寝ます。風呂にも入れないんです。もちろん音楽を演奏することだけじゃなく、聞くことすらできない。そういう状況の中では、風の音や自分の足が草を踏む音すら、楽しめたりするんです。ある夜、僕が持っていたハーモニカを吹いて、みんなで盛り上がったことがありました。上官も一緒になって、歌ったり、足を叩いてリズムを取ったりして。音楽の力を実感しましたね。そして、人を動かす、感動させるのは、シンプルでストレートなことなんだなと。頭でいろいろと考えるよりも、心をぶつけることが大切なんだなって」

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── 軍隊生活というと、“不自由”な生活をイメージしますが、窮屈な日々だったのでは?

「逆に、今まで自分がいかに便利で自由な生活を送っていたのかを思い知りました。娯楽がないぶん、仲間と話す時間は長いし、両親にも手紙を書いたり……、軍隊へ行かなければ経験できない貴重な時間を過ごせました。軍隊の大半は20代前半の若い人たちですが、彼らから学ぶことも本当にたくさんあって、自分はまだまだ子どもだなと感じる瞬間は何度もありましたから(笑)」

── 厳しい訓練や生活は、ご自身を見つめ直す時間にもなったということですね。

「兵役で何を学んだのか? どんな影響があったのか? それを具体的に説明するのは難しいけれど、精神面でプラスになったことがたくさんあります。これから人として成長するうえで、さまざまな影響を与えてくれるはず。そして、それがパフォーマンスとして、表現されていくんだと思います。どんな料理が出来あがるかはまだわからないけれど、いい材料が揃っているという感じですね」

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── 兵役中も創作は続けていたのですか?

「詞はたくさん書きましたね。除隊後日本へ戻って来てまだ一週間なんですが、詞にメロディをつける作業を少しずつ始めてます。
以前は、夜中に創作しないといいものが生まれないと錯覚していて、夜型人間だったんです。でも、軍隊で身につけた早起きを続けたいと考えています。早起きすることは大事だなと。時間の使い方も変わるし、自分を強くするためにも、早寝ができなくても早起きはしたいと(笑)」

── 何か詞を紹介してくれませんか?

「『マラソン』という詞があります。軍隊にいる期間、自分が周りにどんどん追い越されているような気持ちになり、すごく焦ったりもしました。そんなときに思ったんです。前に走っている人の背中を羨ましく思うよりも、周りの人の背中をそっと押してあげる大事さについて。
以前は、すべて“自分”が中心だった。モノを作ることでも、他のことでも、自分がうまくなれば、いいものが作れるし、自分でなんとかできると考えていました。だから、自分を磨きたいと頑張ってきた。
でも、自分を強くするには、周りの環境を作ることが大事なんだと。周りの人や雰囲気やチームワークが強くなることで、自分ももっと力を身につけられるし、前へ出られる、強くなれるんだと、軍隊で学べました」

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── 除隊を“新たなスタート”と考えるのは?

「兵役へ行く前の生活も充実していたし、楽しい時間でした。でも、何をするにも“兵役”が頭から離れることは無かった。『兵役へ行くまでにこれをやっておこう』という目標になることもあれば、『どうせ兵役へ行くんだから』とネガティブに感じることもありました。
そして、それを終えた今、スッキリしたというか、生まれ変わったような気持ちなんです。しかも、その兵役の時間が濃密なものだったので、これからスタートするためのエネルギーをもらえたような気がしています」

── “再生”したKさんのこれからの進化が楽しみです。

「日本でデビューする際に『ターニングポイント』だと感じたんですが、今も同じように兵役が『ターニング・ポイント』だなという気持ちです。リフレッシュし、満タンに充電できたので。僕自身もどう成長していくのか? 楽しみだし、ワクワクしています」

Writing:寺野典子

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