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夏帆が出演中の火曜ドラマ「監獄のお姫さま」は、脚本を宮藤官九郎が手掛ける“おばちゃん犯罪エンターテインメント”。女子刑務所の中という過酷な状況でたくましく生きる女たちの群像劇が描かれる。現在、このドラマの撮影に臨んでいる夏帆が、自身の役どころや見どころを語ってくれた。

みなさんに、本当に面白いと心からオススメできるドラマを届けていきたいです

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―― 「逃げるは恥だが役に立つ」「カルテット」「あなたのことはそれほど」「カンナさーん!」と話題性抜群のドラマと同じ枠であり、宮藤官九郎の脚本と豪華キャストに初回から話題沸騰の今作。夏帆は宮藤官九郎作品には、2014年の舞台「万獣こわい」で経験済みだが、映像では初となる。

「お話をいただいたとき、とても嬉しかったです。宮藤さんとは舞台以来ですし、小泉今日子さんを筆頭にキャストの方々もものすごく魅力的なので絶対出演したいと思いました。宮藤さん脚本は、やっぱり最高に面白いです。本としての完成度が高いので、その面白さを視聴者のみなさんに届けることが難しくてもあって。本の通りにやれば間違いないと思いますが、その通りにやるのが難しいんです(笑)」

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―― 罪を犯してしまった、生きることに不器用な人間たちの切なさや悲しさを、時に笑えて、時に泣ける物語として描く。台本を読む度、宮藤脚本の力や魅力を感じるという。

「笑えるけど、うるっともさせられます。現場で共演の方々とも、その話をしているんですけど、宮藤さんの脚本ってすごいなあって。台本を読んでここは笑えるシーンだろうなって思っても、実際できあがるとぐっとくるシーンになっていてマジックがあると感じます。それにキャラクターが魅力的。いつの間にか見守っていたくなるというか、応援したくなるんですよね」

―― 夏帆演じるしのぶは、大手乳製品メーカー・江戸川乳業社長の令嬢。1話、2話ではボートの上で爆笑する姿が何度もドラマ内に登場し、“爆笑ヨーグルト姫”と名付けられ、視聴者にインパクトを与えた。

「“爆笑ヨーグルト姫”って、ネーミングがすごい(笑)。宮藤さんの頭の中ってどうなっているんだろうって思いました」

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―― しのぶは当時の副社長・板橋吾郎から交際を申し込まれ、婚前旅行をするまでの仲になっていたが、その旅行の最中、吾郎の恋人を殺した容疑で逮捕、懲役12年の刑に服している。しのぶは、小泉今日子演じる馬場カヨたち刑務所仲間から「姫」と呼ばれており、タイトル通り冤罪で収監された“お姫さま”である。そして、カヨたちが吾郎の誘拐事件を引き起こした“理由”である。なぜカヨたちは一致団結し、危険をおかしてまで、しのぶのために冤罪を晴らそうとするのかという、物語のキーパーソンだ。

「しのぶは主に3話から登場し、回が進むごとに伊勢谷友介さん演じる吾郎さんとの間に何があったのか描かれていきます。しのぶはふんわりしているように見えるけど、実はとても芯が強い女性です。けしてバカではなく、ちゃんと考えていますし、自分がどういう状況に置かれているかもわかっています。でも、自分の思っていることや意思を相手に伝えることができないから、相手に押し切られてしまう。吾郎さんにも押されて、いつも負けてしまいます。危ういところもあって、いろんなことが起こる中でうまく立ち回れず、隠しきれていません。そういう不安定さもしのぶの魅力で、周りの人たちが手を差し伸べてあげたくなるのかもしれません。とはいえ、どんどん強くなっていく環境ができあがっていくので、しのぶも変っていくと思います」

―― 夏帆の撮影は主に室内がメインとなる。撮影の様子を尋ねると「なかなか難しいですね」という答えが返ってきた。

「切り替えが大変です。どのシーンも瞬発的にやらないといけないから、助走がつけられなくて。いきなりジャンプして、ぱっと役の感情をつかまないといけない。そのリズムが体になじむまで、時間がかかります。でも、どんどん消化していかないといけないので、わからないと言っている時間もないんです。ドラマは撮影の分量が多いので止まっている時間がありません。とにかく突っ走らないといけない。その勢いがまたドラマの魅力なのかなって思います」

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―― 小泉今日子ら共演者とは、和気あいあい楽しく過ごしているという。

「みなさんドラマで観るままの雰囲気です(笑)。和気あいあいとしています。とてもフラットな方々で、本当に素敵なんです。宮藤さんの本の話をしてこれからどうなっていくんだろうねって推理し合ったり、新しく出て来る登場人物は誰になるんだろうとか、あのシーン面白そうだねとか作品の話をすることも多いです。あと、日常的なお話もしたり。現場にいるのが楽しいです。これだけの役者さんのお芝居を見られるだけでも楽しいですし、宮藤さんの本も面白いですし。本が面白いと現場の士気がすごくあがるんです。本が面白いっていうだけでモチベーションにつながるので、そういった意味でも本当に面白いとみなさんに心からオススメできるドラマを届けていきたいと思っています」

―― 憧れていた黒沢清監督作品に続き、このドラマへの想いも深い。

「今年は、いい出会いが多く、やりたい仕事ができている実感があります。少なからず、これまで頑張ったことが積み重なってきているんだなって感じました。このドラマで今年は終わり。最後まで悔いのないよう突っ走っていきたいと思います」


Writing:杉嶋未来

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(C)TBS

TV

火曜ドラマ『監獄のお姫さま』

TBS系にて毎週火曜22:00~放送中


馬場カヨ(小泉今日子)、若井ふたば(満島ひかり)、大門洋子(坂井真紀)、足立明美(森下愛子)、勝田千夏(菅野美穂)の5人の女が、ある大企業のイケメン社長・板橋吾郎(伊勢谷友介)を誘拐する。当初、何が目的なのか、5人はどういう関係なのか、すべてが謎に包まれたまま。しかし、次第に明らかになる社長の過去。彼は愛人を殺した殺人犯だった。社長誘拐計画は、その殺人の真相を暴き、まだ刑務所にいる前社長の娘・江戸川しのぶ(夏帆)の冤罪を晴らすためのもので…。

▼公式サイト
http://www.tbs.co.jp/pripri-TBS/


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