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今作で、平成仮面ライダーシリーズ17作目となる『仮面ライダーゴースト』に、ヒロイン役として大抜擢された大沢ひかる。仮面ライダーが“おばけ”という斬新なモチーフで、すでに大きな話題となっている本作への意気込みを語ってくれた。“ヒロイン”というフレーズに始終テレつつも、ときに負けん気を見せる大沢自身の率直なキャラクターも必見!

この先、自分のキャリアを振り返ったとき、“転機になった”といえる作品にしたい

―― 若手の登竜門として注目を集めてきた『仮面ライダー』シリーズ。主人公はもちろん、ヒロインにとっても役者人生の中で大きな意味を持つ作品に出演する今の心境は?

「オーディションに合格した直後は、『私でいいのかな?』と頭をよぎりました。私自身、いわゆるヒロインとは、女のコらしいイメージを持っていて、守ってあげたい可愛らしいコが演じるものだと思っていたんです。なので、受かって嬉しい反面、『なんで私なのかな?』と。それに、ヒロインと呼ばれるのはなんだか照れ臭いです。自分からは『ヒロインの大沢です』なんて言えないかな(笑)。自分ではしっくりこなくとも、視聴者のみなさんや、選んでくださったスタッフのみなさんには、大沢で良かったと納得していただけるよう全力で取り組みたいです」

―― 大沢が演じるのは、主人公の幼なじみで、いつも弟のように面倒を見てあげる月村アカリ。大学では物理学を専攻し、すべての不思議な現象は科学で解明できると信じている正真正銘のリケジョ(理系女子)だ。

「今回は、仮面ライダーのモチーフがゴーストということで、一見驚きの設定ですが、アカリ自身はすごく現実味をおびた役どころです。でも、冷たい人間ではなく、性格は意外とハツラツとしていて理系っぽくないイメージ。住職の御成(おなり)と言い合うシーンが多くて、ワーワーしていてかなりにぎやか。台本をいただいて読んだときは、アカリはさっぱりした性格でクールな女性だろうと思っていて。でも、いざ現場に入ったら、『もっとリアクションを大きくしていい』『もっと面白いことをしちゃおう』という監督からの指示があって驚きました。自分なりにプランを立てつつ撮影に臨みましたが、予想を上回るアクティブぶりです!」

―― インタビュー時は、すでに撮影がスタートして1ヶ月経ったころ。現場の雰囲気はどうだろうか。

「キャスト同士すっかり仲良しになれて、撮影の合間にはお芝居とは関係ないことを話しては盛り上がっています。中でも素晴らしいのは、さっきまでは和気あいあいとしていても、撮影中はシビアに集中して、オンとオフを切り替えて取り組んでいるところ。仮面ライダーなので、足場の悪いところでのアクションなど気を抜けないシーンがたくさんありますからね。プロフェッショナルが集まった現場にいられてすごく刺激をもらっています。ちなみにアカリのアクションは、今のところ“倒れる・転がる・(ワイヤーで)つられる”……くらいですね。まだ自分から戦うというよりは、戦いに巻き込まれるパターンがほとんどです。クランクイン直前に受け身のレッスンを受けましたが、受け身が一番苦手かも。この先、1年近くハードな撮影が続くので、自宅でできる体力作りを心がけています。ストレッチをしたり、腹筋ローラーを使って体幹を鍛えたり。先輩方にも、体力的にしんどくなるよと教えていただいたので、ハタチですし、せめて体力面では負けないようにしたいんです」

―― 「まだまだ先は長いけれど」とプレッシャーを感じながらも、食らいついていく前向きな姿勢が印象的。インタビュー中も、ニコニコしつつも、負けず嫌いがちょこちょこと顔を見せる。

「私自身は『仮面ライダー』は知っていても、女ですし、なじみがあるとは言えませんでした。でも、オーディションで勝ち残るたびに、『絶対やりたい』という思いがどんどん強くなっていったんです。若い女優さんもたくさんいて、私もまだ5年目だけど、それより経験が浅い人たちには芝居では負けられないし、負けちゃいけないなってプライドもありました。他の人と戦うというよりは、自分に負けないようにしなきゃと奮い立たせていた部分も。あんまり表には出してないつもりですが、負けず嫌いなんですよね。身近な人たちには、たまに『目が笑ってないよ、闘志出てるよ』と言われることも(笑)。せっかく掴み取ったから、アカリというインパクトのあるキャラクターをとことん演じ切りたい。その結果、面白くて、みんなに愛される作品になったら嬉しいです。いつか、自分の人生を振り返ったときに、この作品が転機だったなといえるようにしたい。そうなるように頑張ります」

―― 最後に大沢のモチベーションをかき立てるもの、これからの目標について聞いた。

「舞台を観に行ったり、ドラマや映画を観ることが演じたい気持ちにつながります。友達がステージで輝いているのを見たら、私もそこに立ちたいと思うし、ドラマや映画の役どころを観て、私もこの役を演じたいなって。いろんな作品に触れることが私の起爆剤なんです。きっと欲張りなのかもしれないですね(笑)。小さい頃からやりたいことがたくさんあって、いろんなものになりたいと思ってました。役者という仕事は、ある意味でいろんな人物になれて、いろんな職業につけるから夢が叶っています。あとは、コメディが大好きなので、ゆくゆくはそういった作品と出会えると嬉しいです。いつか演じられたらと目標にしています」


Writing:長嶺葉月

インフォメーション

TV

『仮面ライダーゴースト』

10/4(日)よりテレビ朝日系にて毎週日曜8:00~8:30放送スタート


平成仮面ライダーシリーズ17作目となる『仮面ライダーゴースト』。敵と戦い、一度は命を落としたものの、仙人の力で仮面ライダーになる力を手に入れ蘇った主人公の物語。仮面ライダーが“おばけ”という斬新なモチーフで話題を集める。大沢が演じるのは、ヒロインの月村アカリ。主人公・タケルの幼なじみで弟のように世話を焼きつつ、大学では物理学を専攻する理系女子=“リケジョ”という役どころ。

▼公式サイト
http://www.tv-asahi.co.jp/ghost/

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