shadow

写真

2012年4月18日更新

  • はてなブックマーク

肩の力を抜いて、好きなものを好きなようにつくる。1年半ぶりとなるニューアルバム『NEO POP STANDARD』をリリースし、5月からは全国ツアーを控えるORANGE RANGE。10周年というアニバーサリーイヤーを迎えても、彼らは浮き足立つことなく、いつだってマイペースだ。この10年間を振り返るとともに、ニューアルバムや全国ツアーに向けての5人の想いを語ってもらった。

濃厚だけどあっという間。挑戦と進化を求めた10年

写真

── インディーズでの初めてのCDリリースから10周年を迎えたORANGE RANGE。記念すべきこのタイミングで、ニューアルバム『NEO POP STANDARD』を発売。このアルバムを引っさげた全国ツアーも決定している。まずは、メンバーそれぞれに10周年を迎えての率直な感想を聞いてみた。

NAOTO「すごいですよねぇ…10年って。さすがに、年々疲れやすくもなってきましたよ(笑)。色んな土地に行って、ライブができるなんて、すごくいい年のとりかたをしているなと実感しています。」

RYO「僕も早く感じましたね。全部ひっくるめて楽しかった。バンドとして、みんなでまとまって考えて、意見をひとつにすること。それがちゃんとやってこられたから、やりがいのある時間を過ごせたんだと思う。」

HIROKI「もちろん、いろんなことを悩んだり、考えたりしながら、歩いてきました。単純に沖縄の中だけで過ごす10年間とは全然違うと思います。いろんな経験ができて、バンドというより人間として学んでこられた。人ができなかったことを経験することもできたけど、地元の友達が、学生生活をして、就職していく姿をうらやましく思ったこともありますね。」

YOH「僕自身は10周年について全然意識してなかったけど(笑)、こういったインタビューでやっと自覚が芽生えてきました。世界の中にいるバンド、みんながみんなこうして10年続けられるわけではないから、とにかく感謝ですね。」

YAMATO「想像していたよりもあっという間でした。小学校よりも中学校が早く感じて、中学校よりも高校のほうが早く感じるみたいに、年齢を重ねていってもっともっと早く感じた。この10年は濃ゆかったけど、怒濤の早さでした。」

写真

── しみじみと10周年を振り返る姿は、いたって気負わず、穏やかな語り口が印象的。その雰囲気はニューアルバムの作成過程にも反映されている。

NAOTO「アルバム自体は“10周年だから”という意識はなく、あくまでひとつのアルバムとしてつくった感じですね。ただ単に8枚目のアルバムをつくった、というほうが感覚的にしっくりきます。」

YOH「いつも通りバンドとして今やりたいことを優先して出来上がったアルバムです。今回のアルバムはすべて打ち込みで挑戦しようとみんなの意見が一致しました。」

YAMATO「だからレコーディングも個人戦。まずNAOTOが作った曲と一緒に、“こんな風にしてください”という指令が各々に届く仕組みでした。いつもなら、みんなで集まって話し合いをしながら作っていくんですけどね。」

NAOTO「司令塔……つまり僕はザックということですね(ニヤリ)。」

HIROKI「いやいや、たしかに司令塔ではあるけど、ザックさんではないよ。」

NAOTO「ふふ(笑)。アルバムタイトルも割とすんなり決まりました。NEOの部分を、NOWとかNEWにするか?くらいのブレでした。略してNPS! 字面が今風でお気に入りです。」

写真

── “全曲打ち込み”というバンド初の試みとなった本作で、メンバーそれぞれのお気に入りの一曲を尋ねてみると……

YAMATO「僕は『Morning View』。自分が聴いている音楽もループものが多いので、サウンドの耳触りが一番よくて、気持ちのいい曲ですね。」

YOH「僕は13曲目に収録されている10周年の曲。一回聴いただけで覚えてもらえるし、色んな人が口ずさんでくれるんじゃないかなと。」

HIROKI「HIROKIはですねぇ(笑)、10曲目の『Baby Baby』です。キャッチーなメロディと、今風な歌詞が女子高生にウケるんじゃないかな!と。テーマが遠距離恋愛なのでキュンとしてもらえると思います。」

RYO「4曲目の『Hello Sunshine Hello Future』が一番聴きやすくて、入り口として入りやすいかな。すごくシンプルな曲なので、次にサビがくるな~と思うとサビがくる。初めて聴く人にもオススメです。」

NAOTO「はぁ、まさかみんなとかぶるとはなぁ。……どうしよう。」

HIROKI「いっそのこと、他のアルバムからでもいいよ!」

NAOTO「じゃあ、『今夜はtonight』で! ……って、これは前作のアルバムからになっちゃうので、『Backpack』にします。これは、曲自体はかわいいんだけど、ヌケの悪さがあるんです。つかみどころのない曲で、リズムも普通にすればいいのにっていう。そこが印象深くてかわいいなぁと。」

写真

── 5月からは、このアルバムを携えて全国ツアーがスタート。“ライブが僕らのすべて”と語るように、ツアーを待ち望んでいるのはメンバー自身なのかもしれない。

YAMATO「ライブはハチャメチャにしましゅ。あ、噛んじゃいました(笑)。今は、どんなライブにするか、それぞれのイメージを話し合いはじめた段階です。照明はこんな感じにしたい、とか。すべて打ち込みの曲をどうやってライブ用に落とし込むかをこれから考えていきたいですね。ライブで演奏することによって、それぞれの曲がどう変化していくのか楽しみです。アルバム中心のセットリストになると思うので、アルバムの世界観を広げていく構成なのか、はたまた紆余曲折……? メリハリ? のある構成にするのか。とにかく、自分たちの想いを悔いなく盛り込みたい。」

HIROKI「紆余曲折とか知らない言葉を無理して使わないでいいから(笑)。僕は、アルバムの13曲目の『Anniversary Song~10th~』でお客さんと踊りたいですね。初回盤に付いているミュージックビデオで、みんなでハッピを着てちょっとしたダンスを踊っています。その振り付けを覚えてくれたら、ライブをより楽しめるんじゃないかな。まぁ、まだ正式にライブでやるって決定したわけじゃないんですけどね。」

NAOTO「覚えてきてくれたのにやらないってパターンもありますね(笑)。」

YAMATO「なんてったって、まだセットリスト決まってないですからね!」

YOH「ま、とにかく全部含めておもしろいライブになるんじゃないかと思います。」

写真

── 常に新しさを求め、真剣だけどバカもやる。最後に、そんな10年を過ごしてきたORANGE RANGEからのメッセージ。

NAOTO「10年経ってもおもしろいこと、楽しいことができているのは素晴らしいこと。一緒に楽しんでいきましょう! そして、板東英二さんはスターダストです! 意外と知られていないので、この場を借りて伝えたかった(笑)。」

RYO「リーダーと同じですが、これからも楽しんでいきたいっていうのが一番。あとは、10年目を迎えて、またゼロからがんばっていきたいと思ってます。」

HIROKI「アラサーのおじさんたちがまだバカやってるというのを、ライブで確認しに来てください。ステージで走れてなかったり、息切れしたり、休憩代わりにバラードを歌うかもしれませんが、そのへんも含めて10周年ということで祝ってもらえると嬉しいです。」

YOH「5月から3ヶ月かけて全国を回るので、近くの街に僕らがきたらぜひ遊びにきてほしいです。追加公演も決まりましたので、よろしくお願いします!」

YAMATO「ライブでは毎回いろんなことにチャレンジします。楽しいのはもちろん、ライブの空気感、音楽のすばらしさを伝えていきたい。ぜひ一緒になってバカ騒ぎしてください。」

Writing:長嶺葉月

INFORMATION

ALBUM

「NEO POP STANDARD」  NEW ALBUM発売中!

10周年イヤーにリリースする本作は、バンド史上初となる全曲打ち込み主体のエレクトロスタイル。夏への想いを乗せた爽やかなポップチューン『Hello Sunshine Hello Future』や、2月22日から無料配信中で、ORANGE RANGEらしいコミカルな歌詞が印象的な『Anniversary Song~10th~』を含む全13曲を収録。初回限定盤には、ミュージックビデオが収録されたDVD、10周年ロゴステッカーなど特典が盛りだくさん。

amazon.co.jpへ

amazon.co.jpへ

写真

SPEEDSTAR RECORDSより4月18日発売
初回盤 DVD付 VIZL-473 3,360円(税込)
通常盤 VICL-63860 3,045円(税込)

関連キーワード:

関連ニュース

STARDUST タレント・アーティスト セクション別一覧