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常盤貴子 第30回東京国際映画祭にて出演映画「花筐/HANAGATAMI」舞台挨拶!

六本木ヒルズ他で開催中の第30回東京国際映画祭にて、現在の日本を代表する作品を映画祭独自の視点で選考した「Japan Now」部門選出作品、常盤貴子出演映画「花筐/HANAGATAMI」の上映が10/28(土)に行われた。

同作は、世界的カルト映画にして大林宣彦監督のデビュー作『HOUSE/ハウス』(77)より以前に書き上げられていた幻の脚本を40年の時を経て映画化した作品で、原作は三島由紀夫がこの一冊を読み小説家を志したという檀一雄の純文学「花筐」。自分の命さえ自由にならない太平洋戦争勃発前夜を生きる若者たちを主軸に、心が火傷するような凄まじき青春群像劇が、圧倒的な映像力で描かれている。

常盤は、主人公・榊山俊彦の叔母・江馬圭子を演じる。

舞台挨拶にて常盤は、「はじめに原作を読み、その後、撮影台本を読ませていただきました。檀一雄先生の原作は短編なのですが、大林監督のフィルターを通すと、“純文学ってここまで行間が広がるんだ、純文学って幅広い”と感じました。また完成した作品を観て、こんなに自由に広げてくる監督は世界にいるのだろうかと。もちろん映画を知り尽くしているからこそだとは思いますが、それにしても自由にやんちゃにやられていて、すごく感激しました。映画の可能性を広げていただいた気がします。」と力説。

「この空の花ー長岡花火物語」(2012年公開)、「野のなななのか」(2014年公開)に続き、大林宣彦的“戦争三部作”の締めを飾る同作。来場者に向けて、「先日、新文芸座で一作前の「野のなななのか」を拝見しまして、観た当時は分からなかったというか考えなかったのに、すごく涙したシーンがありました。この映画も5年、10年経って観た時に、違う感じ方ができる作品だと思います。その都度、皆さんの人生の中で観ていただけたらと思います。ぜひ宜しくお願いします。」とメッセージを送った。

映画「花筐/HANAGATAMI」12/16(土)より有楽町スバル座他全国順次公開。
ぜひご期待ください!

【物語】
1941年の春、アムステルダムに住む両親の元を離れ、佐賀県唐津に暮らす叔母(常盤貴子)の元に身を寄せることになった17歳の榊山俊彦(窪塚俊介)の新学期は、アポロ神のように雄々しい鵜飼(満島真之介)、虚無僧のような吉良(長塚圭史)、お調子者の阿蘇(柄本時生)ら学友を得て“勇気を試す冒険”に興じる日々。肺病を患う従妹の美那(矢作穂香)に恋心を抱きながらも、女友達のあきね(山崎紘菜)や千歳(門脇麦)と“不良”なる青春を謳歌している。しかし、我が「生」を自分の意志で生きようとする彼らの純粋で自由な荒ぶる青春のときは儚く、いつしか戦争の渦に飲み込まれてゆく。「殺されないぞ、戦争なんかに!」・・・俊彦はひとり、仲間たちの間を浮き草のように漂いながら、自らの魂に火をつけようとするが……。

(敬称略)
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