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デビュー10周年を迎えた人気小説家・中山七里が描く『セイレーンの懺悔』が連続ドラマ化。本作は、中山作品の中でもドラマ化不可能と言われていた報道のタブーに切り込んだ衝撃作となっている。本作で、ある女子高生誘拐殺人事件を追う報道記者・朝倉多香美を演じるのは、WOWOW連続ドラマ初出演となる新木優子だ。報道記者という難しい役どころを演じた新木に、本作へかける想いを聞いてきた。

私自身も正義について考えさせられた作品です

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―― ミステリー好きと公言している新木だが、本作へのオファーを受けたときはどう感じたのだろうか。

「大好きなミステリー作品に主演としてオファーをいただいたことは嬉しかったんですけど、それと同時に不安もありました。好きだからこそしっかりと表現できるのかという不安と、緊張感みたいなものを感じました」

―― 本作で新木が演じる朝倉多香美は、報道記者という特殊な職業のキャラクター。新木自身も初挑戦となる役どころだが、撮影前にはどのような準備をしていたのだろうか。

「まずは報道記者がどういう仕事をしているのか勉強しました。報道記者の一日のスケジュールだったり、基本的にどういう仕事にどう関わっているのかということを知って、私自身、報道記者について詳しく知らなかったので、そんなことまでするんだと驚いたのを覚えています。報道記者は、自分でスクープを取りに行くだけではなく、現場でキャスターとして報道することもあり、臨機応変にいろんな仕事をこなさなければいけないので、本当に大変だなと。スクープが撮れたらすぐ持って帰って報道しなくてはいけないので、そのために原稿を用意したり、いろいろな準備もしなきゃいけない。寝る時間があるのか心配になるぐらい、ずっと動いているので、体育会系のイメージがつきました」

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―― 実際に多香美を演じてみて、印象が変わった部分は?

「撮影に入る前は、社会人2年目で24歳の役なので、もっとフレッシュだったり、ガツガツした役柄を想像していたんですけど、撮影が始まってみると、もちろん熱量はあるのですが、達観している部分も感じられました。演じる前までは感じられなかった多香美の強さを、演じることによってより感じることができたのが面白いなと思いました」

―― 多香美は正義感が強いキャラクターだが、新木自身も正義感が強い方だと語る。

「多香美はある辛い過去があって、それによって正義感が高まって、正しいことを突き詰めている性格だと思うんですけど、一方で、何かに追い込まれるように、持たなきゃいけないと、すごく頑張っている苦しいイメージがあります。私自身も正義感は強い方だと思いますがそういうところでは、同じ正義感でも、また少し違うのかなと思います」

―― そんな多香美を演じる上で苦戦したことはあったのだろうか。

「現場の説明、被害者、加害者の名前や住所を説明するという説明台詞がすごく多かったので、そこは大変でした。感情を入れるわけではなく、事実を覚えて説明するというのが難しかったです。感情を込める台詞なら、長台詞でも頭に入りやすいんですけど、住所や人の名前は完全に記憶力を問われる台詞だったので、どうやって自分に落とし込むのかというところに苦戦しました」

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―― 本作は、多香美の先輩・里谷太一に池内博之、捜査一課の刑事・宮藤賢次には高嶋政伸を始め、豪華キャストが勢揃いしている。

「現場はすごく刺激的でした。ミステリーって見る側は犯人がわからない状態で進んでいくから、見る側の楽しさというものがあると思うんですけど、撮影する側は全てを知った上で撮影しているからこそ、役者さんのちょっとした仕草から、なぜそうしているのかというのが分かるというか、裏側を見れているような気がしてすごく面白かったです。池内さんをはじめ、皆さん私が思っていた以上に、素敵なキャラクターとして現場にいてくださったので、すごく楽しかったです」

―― 本作で多香美を演じきってみて、新木自身が成長したと感じる部分は?

「多香美も報道記者になってから2年目の新人で、やっと仕事になれてきて、これからどういう報道記者になりたいかと考えたり、駆け出しの一歩を踏み出しているという役でしたが、自分も多香美を通して、この作品の中に存在することが出来たと思っています。私も、いろんな作品でいろんな役をやらせていただいて、様々な職業・性格のキャラクターを演じてきました。これまで、作品を一つ終えるたびに、一つずつ成長できていると思っていましたが、まだまだ成長段階だったのかなと、改めて気づくことができました。これからは年齢的にも、誰かに教える立場の役だったり、ひとつ成長した状態から始まる役も増えていくと思うので、そんな役柄に近づきたいと思いますし、自分はまだまだ成長している途中だと気づけたことが、この作品で得たことだなと思います」

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―― 最後に改めて見どころを聞いてみた。

「ミステリー作品なので、もちろん犯人がいて、真相がわかり、それが誰かわかるという楽しみもありますが、それ以外にも、キャラクターひとりひとりに個性があって魅力的です。ミステリー好きの方にももちろん観ていただきたいですし、これまであまりミステリーに触れてこなかったという方は、逆にこの作品で衝撃を受けてミステリーにハマってしまうんじゃないかと思うぐらい楽しんでいただける作品だと思います。また、報道サスペンスというジャンルはあまりないと思うので、新鮮に楽しんでいただけたら嬉しいです。ミステリー部分も、本当に深いというか、真相がわかったあとに改めて考えさせられるような内容になっています。私自身もこの作品をとおして、正義についてすごく考えさせられました。正義は、人によって感じ方、考え方も違うし、声に出していかないと伝わらないもの。自分の良いように捉えていないかと考えるキッカケになれたら嬉しいです」


Writing:makie enomoto

インフォメーション

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(C)WOWOW

TV

『連続ドラマW セイレーンの懺悔』

毎週日曜22:00~放送中!
WOWOWプライム


不祥事が続き、番組存続の危機にさらされた帝都テレビの看板報道番組「アフタヌーンJAPAN」。その制作に携わる入社2年目の報道記者・朝倉多香美(新木優子)は、あるつらい過去を抱えながらも報道の仕事に誇りをもって取り組んでいた。そんな中、都内で女子高生誘拐事件が発生。先輩記者の里谷太一(池内博之)と多香美は、起死回生のためにスクープを狙って事件を追う。警視庁捜査一課の刑事・宮藤賢次(高嶋政伸)を尾行した多香美が廃工場で目撃したのは、無残にも顔を焼かれた被害者・東良綾香の遺体だった。自身の過去と重なるこの事件を追っていた多香美だが、その執念が実を結び、犯人につながる大きなスクープをものにする。しかし、このスクープが原因となり、ある事件が起きてしまう…。果たして、事件の真犯人は誰なのか?そして、報道記者としての“正義”とは?

■「まだ間に合う!1&2話一挙放送」10月30日(金)14:15~
WOWOWメンバーズオンデマンドで見逃し配信中


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