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森青葉「今回は、曲より先にタイトルから決めるっていう珍しい作り方だったんです。スタッフさん達から自信満々な感じで「タイトルは「忠犬ハチ公」だから!」って言われたけど、これまで例えば「おかしなわたしとはちみつのきみ」(2ndシングル)とか、「花火と漫画とチョコと雨」(3rdシングル)とか・・・」
華山志歩「情報量が多いタイトルだったからね」
森「インパクトはあるけど「…え??」って思っちゃって(笑)。驚いたっていうか、ちょっと不安になりました(笑)」
播磨怜奈「掛け声が全部「ワン!ワン!」って言ってるんじゃないかとかね(笑)。ついに人間の壁を越えるのかなとか」
華山「で、実際に曲が出来上がってきたら割とギャップがあったというか。今回は<渋谷>がテーマだってことは聞いていたし、衣装も事前に見ていたので、ちょっとストリートっぽいというかヒップホップ的で強めな感じかなと思ってたら、結構明るいし愉快だし、鼻歌っぽくあるなとも思いました」
播磨「ポップだし」
森「私たちのこれまでの表題曲も耳に残るものが多かったけど、今回も本当に覚えやすくてインパクトがあるんですよね。イントロからもう雰囲気がありますよね」
華山「今リリイベで歌ってるんですけど、みんなすぐ覚えてくれてます」
播磨「振り付けも簡単だしね」
森「歌詞に関しては、今までの感じとちょっと違うんですよね。強烈。今までは結構緊張して言えなくて…みたいな可愛らしい女の子像が多かったと思うけど」
播磨「少女漫画みたいな」
森「今回は強めのツンデレ女子。女の子はたぶんすごく共感してくれるんじゃないかなと思うけど、男の人はどう思うんだろう(笑)?」
森「うんうん(笑)。わかります、わかります」
華山「こういう女の子、可愛いよね」
播磨「可愛い。可愛いし、こういう女の子の気持ちもわかるけど、ワタシ的には自分のことを好きって言ってくれればなんでもいいっていうか(笑)。「ほら、行くよ!」みたいな人だったら着いて行くし、着いてくるような人だったらそれでもいいし。どっちでも大丈夫(笑)」
華山「(笑)」
森「私は、サザエさんのエンディングで家族みんなが歩いてるシーンあるじゃないですか。あんな感じ(笑)。ちょっとハネるようなリズムだから、そんな気分で女の子が男の子の先を歩いてる感じで歌いました」
華山「私はAメロの「たぶん前世 犬でしょ」みたいに、歌詞だけ見るときつく取られちゃいそうなところはあえて可愛らしく歌うように心がけました。強めなところは柔らかく」
播磨「私は「ずっと はぐらかした」ってところを歌ってるんですけど、私のこのフレーズの後からBメロになるんですね。大事な橋渡ししてるんだなって思うと、私はついにここまで来たんだ!って(笑)。よっしゃー!って思いながら歌いました」
森「私達みんな全然タイプの違う声の持ち主ばかりだから、誰が歌ってるのかとかすぐわかるよね。播磨さんはよく語尾をしゃくるような歌い方をするんだけど、そういうのも播磨らしいなって思う」
播磨「やっぱり可愛くいたいなって思うから!」
森「たまにボイトレの先生に言われるね。やり過ぎだって(笑)」
播磨「度が過ぎる時がある(笑)」
華山「そんな風に言ってもらえることも多いので、だったらその声を生かして歌おうって思っていて。とことんぶりっ子な感じで歌ってます」
播磨「なかなかないですよね」
華山「でもこれはいい意味での「最悪」だもんね」
森「そうそう。ここは雨宮かのんちゃんが歌ってるんですけど、かのんちゃんもすごく可愛らしい声の持ち主。この曲も、あの可愛さにやられる人続出だと思う」
播磨「水泳帽がいちばん大変だった!ゴム製のやつなんで、脱いだらおでこに跡が付いちゃうくらいパツパツで」
森「慣れてないから、破けちゃったりしてね」
華山「メイクさんも本当に頑張ってくださって」
森「まばたきするたびに自分で見えるくらい、つけまつげがバサバサしてた(笑)。でもみんな、いつもとは違う一面が引き出されてたよね。華山さんだったら、普段出さないのにおでこ出してたり」
華山「逆に播磨は、前髪ないのに前髪作ったりして。みんな今回のMVで新しい自分を出せたんじゃないかなって思います」
森「やっぱり研究するようにはなりました。どんな表情がいいんだろうとか」
華山「最初の頃はね、同じようなポーズを何度もやっちゃってたり(笑)」
播磨「素人感、満載だった(笑)。目が泳いでたりして」
森「今回はアメコミみたいな雰囲気もすごく楽しいので、ぜひ見てみてほしいです」
播磨「あと、これから渋谷に来る時は、ぜひこの「忠犬ハチ公」を聴きながら来るっていう習慣を付けてください(笑)!私もまだなりきれてないですけど、きっと “渋谷の女”になれると思うんで」
森「最初に聴いた時はびっくりしました。これ、本当に歌えるのかな!?って」
播磨「なんだろこれって思った(笑)」
華山「こっちは夜の渋谷って感じですね」
華山「なんでもある場所。目的がなくて行っても楽しめる」
森「待ち合わせ(笑)。とりあえず渋谷ねってよく言ってる気がします。何かと便利だし」
播磨「朝も昼も夜も賑やかなイメージですね」
森「この曲、難しかった!でもクセになるような感じ」
華山「さっきのMVの話じゃないけど、最初の頃に比べたら私達が歌う曲もどんどん変わってきたっていうか、大人っぽくなってきたなって思う」
森「こういう世界観の歌を歌えるアイドルってあんまりいないと思うから、この曲をいただけたことは、すごい武器を持ったかのような気がします」
華山「イベントとかフェスとかで歌う機会があったとしたら、これはちょっと普通のアイドルじゃないかも?って思ってもらえるかも」
播磨「うんうん」
森「だけどそもそも私達7人の個性って全然違うから、今回のシングルもそうだけど、どんなタイプの楽曲が来ても歌えるんじゃないかなって思う。このバリエーションが、はちみつロケットの強みでもあるなって」
森「この歌詞は「ハニートランポリン」を書いてくださった畑 亜貴さんなので、あの曲に通じる要素もあって、めちゃくちゃ盛り上がりそうな1曲。これはいちばんの食いしん坊というか(笑)、歌詞とか曲の雰囲気から、ちょっと中華っぽいのが似合いそうな播磨さんが出だしとサビを歌ってる “播磨メイン曲”です」
播磨「しかも、この曲をレコーディングした日が私の誕生日だったんです。「誕生日プレゼントだよ」って言われて、本当に嬉しかった!歌詞が早口過ぎて大変だったけど(笑)」
華山「ライブとかだと、絶対噛んじゃう(笑)」
森「振り付けはこれからなんですけど、絶対みんなで盛り上がれそう!」
播磨「これは “志歩ちゃん曲”」
華山「平安時代の歌人である在原業平に恋しちゃった女の子の歌です」
森「歌い出しもそうだし、ダンスも志歩ちゃんと6人っていう感じで動く”“志歩ちゃん曲”。タイムスリップしたような曲になってるんですけど、メロディーも和風な感じなんですよね。振り付けも飛び跳ねたりするんじゃなくて、指先まで綺麗に見せるような、女性らしい仕草が取り入れられてるところが特徴です。ファンタジーな感じが志歩ちゃんにすごく合ってる」
華山「可愛いけど、サウンド面にはカッコ良さもあって。カラオケバージョンもすごくいいですよ」
森「今回の4thシングルでもいろんな曲をいただきましたけど、 “今のはちロケ”が全て出せるように色々工夫しながら見せられたらいいなと思います。なんだか、スタートのような気がするんですよ。今までSOUND MUSEUM VISIONとかMt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASUREとかでライブやってきたけど、Zepp Tokyoでワンマンっていうのが、改めてはちロケの始まりになるような感じ。ここから先どこまで行けるか、私達自身にかかってると思うし」
華山「本当にそう。たくさんの人に見てもらいたいけど、だからこそそれに見合うだけのパフォーマンスをしなきゃなって思っています。その上で「はちロケのライブ、楽しかったな」、「Zepp Tokyo、行って良かったな」って思ってもらえるようなライブを作っていきたいです」
播磨「Zepp Tokyoって、強そうな名前じゃないですか(笑)。初心に帰るような気持ちも持ちつつ、(Zepp Tokyoに)負けないぞ!って、どーんと構えて臨みたいなと思います」
Writing:山田邦子
SINGLE
3月20日(水)リリース
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