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人口知能研究者の黒川伊保子による同名新書を原案に、舞台を結婚式場に置き換えて映画化した『女の機嫌の直し方』は、男女の脳の違いを分析した最新の脳科学で、あらゆる男女のトラブルを解決していく異色のハートフルコメディ。卒業論文を執筆するため、結婚式場でアルバイトをする“リケジョ”の真島愛役を演じた早見あかりに、本作の撮影秘話などを語ってもらった。

きっと多くの人が『あ~、こういうことあるよねぇ』って感じるようなエピソードが、沢山詰まっているんじゃないかなって思います

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―― 映画は、ベストセラー新書を原案にしながら、オムニバス形式のドラマ仕立にした異色作。披露宴を目前に控えた新郎新婦の心のすれ違いから、意見の合わない嫁姑のバトル、さらには不倫カップルの恋の顛末や、熟年夫婦の離婚危機までもがユーモラスに描かれる。

「出来ることなら、私自身もうちょっと早く『男性脳』と『女性脳』の違いについて知りたかったなぁって思いました。知っていたら、未然に防げたトラブルが沢山あったはずだから(笑)。この映画には結婚式場で巻き起こるさまざな事件が登場するんですが、たとえ全く同じシチュエーションではなかったとしても、きっと多くの人が『あ~、こういうことあるよねぇ』って感じるようなエピソードが、沢山詰まっているんじゃないかなって思います」

―― ちなみに、早見自身が「あるある!」と感じる部分とは?

「私自身は日ごろから『男性って、余計な一言が多いな』って感じてしまうことがあるんですが、この映画の中にもそういったエピソードが至る所に出てきます。例えば、披露宴の直前にウェディングドレスに汚れが見つかり、ショックを受ける花嫁に対して、新郎が『値段は気にしなくていいからね』って、別のドレスを提案するシーンがあるんです。でも、『値段は気にしなくていいよ』って、いま言う必要ありますか?って(笑)」

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―― 映画の中には「男性脳」と「女性脳」の違いが具体的なエピソードに沿って紹介される。「男性脳」は「解決脳」とも言われ、結論を急ぐタイプの考え方であり、「女性脳」は共感を求めるケースが多いとされている。早見自身はどちらの脳に当てはまるのか。

「恋愛とか家族に関する部分では、私自身もがっつり『女性脳』だと思いますが、仕事モードの時は『男性脳』なのかもしれないなって、最近思い始めました。というのも、もともと男性は外に狩に出て、女性は家を守っていたから、男女の脳に違いが生まれたそうなんです。だから、仕事をするときは女性も“狩に出ている”と考えると、『男性脳』でもおかしくないのかなって思うようになったんです」

―― 『女性脳』に対しては、話の腰を折らずに共感し、寄り添うことが大切だとされている。

「私の場合は『聞いていてもらえるだけでいんです。あとは自分で決めますから!』みたいなところがあって、男性に対してアドバイスまでは求めません(笑)。最初から答えは出ているんだけど、そこに辿りつくまでに全部話しながら自分の頭で整理していくようなところがあるから、『こうした方がいいんじゃない?』といった見当違いのアドバイスで思考を遮られたくないって思ってしまいます。でもそれはあくまで男性に限ってのことであって、女性同士の場合は多分『ちゃんと分かってくれている』っていう大前提があるからなのか、アドバイスされても全然嫌じゃありません」

―― 披露宴の出席者に扮するキャストが一堂に会して撮影された、本作ならではの撮影中のエピソードがあるという。

「この作品は結婚式の披露宴が舞台となっていることもあって、出演者の年齢層が幅広いんです。普段は会話の糸口を掴むだけでも結構大変だったりもするんですが、『“男性脳”と“女性脳”の違いとは?』みたいなことって、年齢にかかわらず誰もが経験しているから、話題には事欠かないんですよね。『昔こういうこと言われちゃってさ』とか、『あの時こんなこと言っちゃったんだよね』みたいに、普段だったら絶対に口にしないであろう過去の恋愛話で盛り上がったり……。披露宴会場の外に置いてあるソファーにギュウギュウ詰めになりながら、皆でおしゃべりする時間がすごく楽しかったです(笑)」

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―― 印象的なのが、共演の平岡祐太扮する熱血ウェディングプランナーの青柳誠司が、劇中でびたび口にする“ハッピーアトモスフィア”だ。

「あのセリフ、すごく効いてますよね(笑)。青柳さんは空気が読めないところもあるけど、“幸せな披露宴にしたい”っていう思いだけは、人一番強く持っていて、本当にいいキャラクターだなって思います。きっと演じている平岡さん自身がすごくキュートでチャーミングな方だからこそ、ああいう青柳さん像になったんじゃないかな」

―― ノウハウが学べる実用的な映画でもあるのだが、いざ『女の機嫌の直し方』に登場するアドバイスをそのまま実践する男性が現れたら……!?

「たとえ最初は上辺をなぞるだけだとしても、絶対に試してみる価値はあると思います!実戦していくうちに本当になればいいのでは(笑)? この映画には『女性がこういう時は、男性はこうすべし』って指南される部分が多いんですが、女性の視点で見ても『あぁ、私ってまわりからはこんな風に見えてるんだ』って、気づかされたりもするんです。『男性には余計な一言が多い』って感じるのも、あくまでも女性側からの意見であって、男性にしてみれば『この場をどうにかうまく収めたい』っていう気持ちがあるからこそ、発してしまう一言でもあるんですよね。基本的には善意のもとに解決策を提示したつもりが、女性の癇に障るっていうだけのことだったりもするわけで……。だからこそ、私たちも女性も『は?』って怒るだけじゃなくて、その男性がなぜその言葉を発したのか、その発言の真意とか裏側に隠されている気持ちについても、ちゃんと考えないといけないなって、思います」

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―― 昨年12月に結婚をした早見。今回の作品を通じて学んだ事柄のうち、新婚生活に活かせる要素はあったのだろうか。

「撮影したのは結婚して割とすぐのタイミングだったんですが、私たち夫婦の間では既に『喧嘩するのがめんどくさい』っていう段階に入っていて……(笑)。役に立つとすればこれからかもしれません。それこそ、『男性脳』や『女性脳』の違いについてもっと早い段階で知っていたら、面倒なトラブルを起こさず、スムーズに関係性を築くことができたのに……と思う反面、もしかしたらあの時沢山喧嘩したからこそ、結婚まで行き着いたっていう側面もあるのかも。ダメなところもそのまま受け入れる覚悟がお互いにできたからこそ、結婚したっていうところもあると思います」

―― 統計によれば、世の中の夫婦の75%が準備で揉めると言われる「結婚式」。早見が抱く「結婚式」への想いや憧れを訊いてみた。

「“幸せのいいとこ取り”って呼んでいるんですが、この映画の中で起きるような舞台裏については全く知らずに、幸せな気持ちだけをいただいて帰ることができるから、友人の結婚式に出席するのは大好きなんです。とはいえ、私自身は親や祖父母のために『やるべきだ』とは思いつつ、結局いまだに何も動けていないんですよね(笑)」

―― ドラマや映画でウェディングドレスを着たことで、満足してしまったり……?

「おそらくそういった部分もあるとは思うんですが、そもそも私には“お姫様願望”みたいなものがないんです。だからウェディングドレスも別にモフモフじゃなくていいし、結婚式もいろんなものをギュッて削ぎ落として、シンプルなもので充分かなって思っています(笑)」


Writing:渡邊玲子

インフォメーション

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(C)2019「女の機嫌の直し方」製作委員会

MOVIE

『女の機嫌の直し方』

6月15日(土)公開


大学でAIの研究をしているリケジョの真島愛(早見)は、「男女脳の違いによる女の機嫌の直し方」をテーマに卒業論文を執筆中。
データ収集のため、“男女トラブルの宝庫”結婚式場でアルバイトをすることに。上司となった熱血ウェディングプランナー・青柳誠司(平岡祐太)とともに、あるカップル(松井玲奈、佐伯大地)の結婚式を担当するが、その会場のあちらこちらで男女トラブルが勃発!
「結婚やめる!」と新婦が泣き、「余興やりたくない!」と同僚女子が叫び、親族夫婦には熟年離婚の危機!ついには嫁姑のバトルまで…!
「女の機嫌」を直すために奔走する愛と青柳、果たしてこの結婚式、笑顔でお開きにできるのか!?ドタバタ劇は、涙、涙の、感動のフィナーレへ!

▼公式サイト
http://kigen-movie.official-movie.com/

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