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「週刊少年ジャンプ」で連載され、全世界で累計発行部数2,500万部を突破した大人気マンガ『約束のネバーランド』がついに実写映画化される。ハウス(孤児院)からの脱獄を目指す異色の脱獄ファンタジー作品となる本作で、現実主義なクールな少年・レイを演じる城桧吏に本作へかける想いを聞いてきた。

原作の世界観がどう再現されているか確かめてほしいです

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―― もともと原作のファンだったと語る城。本作では見事レイ役を射止めた。

「僕は最初からレイのクールな感じが好きだったので、このお話をいただいたときは、とにかくビックリしましたが、純粋に嬉しかったです。でもその反面、プレッシャーというか、レイのクールさをどのように表現したらいいのかと考えました」

―― 撮影が始まる約1ヶ月前から、平川雄一朗監督とともに演技リハーサルを重ねてきたそう。

「監督とのリハーサルのときに、レイの感情を掴む参考作品として、映画『スタンド・バイ・ミー』を観てほしいと言われたんです。メインのキャラクターが全員子供で、子供なのに大人のような雰囲気を持っているという部分が、『約束のネバーランド』とも通じていて。そのおかげで、レイのイメージが一気に掴みやすくなりました」

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―― レイは、ハウスの子供たちの中でも、ひときわ大人びた雰囲気を漂わせている少年だ。

「監督からは「つねに余裕でいてほしい。エマとノーマンに負けるな」って言われていました。レイが2人を引っ張っていく役どころとなるので、顔の表現の仕方、抑揚、ドスのきいた声など、細かくアドバイスをしていただきました。だから、本当に色々なことに気をつけながら演じていました。特に難しかったのは、顔の表現の仕方です。監督からは「眉毛をもっと使って」って言われていて。レイは「は?」というセリフが多いんですけど、そのときに眉毛を片方だけ上げて、片方は下げてと言われたんです。最初は苦戦したのですが、監督とリハーサルでやっていくうちに、動かせるようになりました。監督からは表現の仕方をたくさん教わりました。僕の性格は明るくてヤンチャなので、どちらかというと、浜辺美波さん演じるエマに似ているんですよ。なので、レイと僕は違っていて(笑)。やっぱり似ている役の方が自分の素を出せたりして演じやすさはあるので、レイは本当に難しい役でした」

―― 撮影中、特に印象に残っているシーンは?

「ハウスに火をつけるシーンです。リハーサルでも、監督と何回も何回もやっていたシーンなんです。レイ自身の動きも大きくて、かつセリフ量も多いシーンになるんですけど、さらにレイとしても一番感情が高ぶるところなので、印象に残っています。オイルを撒く手順など、細かく調整していました。監督からは、「レイはこの日のために計画を立てて努力をしてきた。その計画を絶対に実行するためにここにいるんだ」って言われていたのを覚えています。北川景子さん演じるイザベラに対する怒りや憎しみなどの、いろんな感情を全てここに吐き捨てるんだって。レイの感情が全てぶつけられているシーンなので、思い返してもこのシーンが一番大変でした」

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―― 山の中をハウスの子供たちが駆け回るシーンも原作さながらに表現されているが、撮影エピソードを聞くと笑顔でこう語った。

「山の中のシーンは大変でした。かなり上の方での撮影だったので、気温も低くて、酸素も薄くて。山の上は天候も変わりやすくて、いきなり霧が発生したり雨が降り出したり、雷が鳴ったと思ったらいきなり晴れだしたり。一面、土や草むら、葉っぱもあって、急な斜面もあったので足元も滑りやすくて。大変だったけど、僕は体を動かすことが好きなので、意外と楽しんで撮影していました(笑)」

―― 本作では、ハウスのママ・イザベラ役に北川景子、そしてイザベラの補佐役・クローネには渡辺直美が配役された。大先輩となる二人との共演を経て、感じたこととは?

「北川さんは、ご本人が現場に入る前から現場の雰囲気が変わるほど、オーラがすごい方でした。現場全体に今まで感じたことがないくらいの緊張感が走ったのを覚えています。僕も、やっぱり北川さんを目の前にすると緊張して体がかたくなってしまったんですけど、僕が緊張していることに気づいたのか、北川さんの方から「城くんだよね」って声をかけてくれたんです。他愛のない話をして僕の緊張をほぐしてくださって、すごく優しい方でした。イザベラという役柄同様、みんなのお母さんっていう感じでした。それに北川さんは、表情の演技がすごいんです。顔を見るだけでどういうことを考えているのか、喋っていないのにセリフが伝わってくるというか。その表現力にとにかく驚きました。渡辺さんは、演技パターンがいくつもあって、ひとつのシーンだけでも複数のパターンを見せてくださって、しかも撮影しながらどんどん表現を変えていくので、演技の幅がすごいなと。そうやって現場にいろんなパターンを持ってきて、考えて、提案できるというところを、僕も取り入れていきたいと思いました。北川さん、渡辺さんの姿を間近で見ることができて、僕自身も成長できたと感じる現場でした」

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――今年はさまざまなことが起こった一年だったが、城にとってはどのような年だったのだろうか。

「外出自粛の期間は自分の時間を作れたので、ゆっくり考えごとをして過ごせましたし。でも、だからこそ、仕事をしていない時間がすごく長く感じて、寂しいなとも思いました。だから来年は、より作品に出たいです。これまでやったこのないような、アクション系の作品にも挑戦したいです。僕は昔からヤンチャで、高いところから飛び降りたり、体を動かすことが好きだったので、ワイヤーアクションをやってみたいです!」

――最後に改めて本作の見どころを聞いた。

「『約束のネバーランド』は、原作がすごくおもしろい作品です。様々なキャラクターがいて、それぞれに個性があって、絶対に自分の推しキャラが見つかると思います。それがこの実写映画でどう描かれているのか、ハウスの世界観がどう再現されているのか等、ぜひご覧いただいて確かめていただけたら。原作を知っている方でも、知らない方でも楽しめる作品になっていると思うので、ぜひ楽しみにしていてほしいです!」


Writing:makie enomoto

インフォメーション

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(C)白井カイウ・出水ぽすか/集英社 (C)2020 映画「約束のネバーランド」制作委員会

MOVIE

『約束のネバーランド』

12月18日(金)公開


幸せに満ち溢れた楽園のような孤児院「グレイス=フィールドハウス」。そこで暮らす孤児たちは、母親代わりでみんなから“ママ”と呼ばれているイザベラのもと、里親に引き取られる年齢になる日を待ちわびていた。エマ(浜辺美波)、レイ(城桧吏)、ノーマン(板垣李光人)の3人も、いつか外の世界で暮らすことで、より幸せな日々がやってくると信じていた、“その日”がくるまでは…。
里親が見つかり、孤児院を笑顔で後にするコニーを見送ったエマとノーマンは、彼女が肌身離さず抱きしめていた人形が、食堂に落ちているのを偶然見つける。忘れ物の人形を届けるため、決して近づいてはいけないとママから教わっていた「門」に向かった2人がそこで目にしたのは、無残にも命を奪われ、食料として出荷されるコニーの姿だった。そう、みんなが「楽園だと信じていた孤児院」は、実は「鬼に献上する食用児を育てる農園」で、さらには母親のように慕っていたママは「最上級の食用児を育てる飼育監」だったのだ。全てが偽りだったと気がついた3人は、孤児たち全員を引き連れた、無謀ともいえる脱獄計画をスタートさせる…。

▼公式サイト
https://the-promised-neverland-movie.jp/



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