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2020年公開の映画『MOTHER マザー』で鮮烈なスクリーンデビューを飾り、日本アカデミー賞新人俳優賞、ブルーリボン賞新人賞、キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞、日本映画批評家大賞新人賞など数多くの賞を獲得し、ひときわ脚光を浴びている奥平大兼。現在放送中の『レンアイ漫画家』に続き、広瀬すずと櫻井翔が主演する日本テレビの4月クールの日曜ドラマ『ネメシス』にも、第4話から登場する。探偵チームの強力な助っ人・姫川烝位(じょうい)役を演じる奥平に、撮影中のエピソードや「スキルは高いが、かなりの曲者」だという姫川役について語ってもらった。

映画とドラマが程よくミックスされた現場で新たな経験が積めました

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―― 探偵事務所「ネメシス」を舞台に、広瀬すず扮する“天才過ぎる助手”美神アンナと、櫻井翔演じる“ポンコツ探偵”風真尚希の凸凹バディーが、コミカルなやり取りで難事件を解決していく……という本作。「ネメシス」のCEO栗田一秋(江口洋介)や『あぶない刑事』に憧れる神奈川県警捜査一課の刑事コンビ・タカ(勝地涼)&ユウジ(中村蒼)ら主要キャストを中心に、各話ごとに豪華な面々が登場するのも、このドラマの大きな見どころのひとつ。

「錚々たる役者の方々と一緒にお芝居すると知って、『堂々と振る舞えるかな』って少し心配だったのですが、広瀬さんや櫻井さんをはじめ、皆さんに優しくしていただいて、すごく気持ちが楽になりました。ドラマの中にも櫻井さん演じる風真さんがラップを披露するシーンが出てきたりもするんですが、櫻井さん自身も普段からヒップホップ系の音楽を聴かれているようで、『何かオススメの曲ないですか?』みたいな感じで、櫻井さんからいろいろ教わったりもしています。僕は音楽が好きで、普段は割と洋楽やクラシックを聴くことが多いんですが、新しいジャンルを開拓したいなと思っていたところだったので、現場で音楽の話で盛り上がれたのはうれしかったです」

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―― 演出と脚本を主に手掛けるのは、映画『AI崩壊』などで知られる映画監督の入江悠。「屍人荘の殺人」の今村昌弘や「今からあなたを脅迫します」の藤石波矢など、6人もの人気ミステリー小説家たちが脚本協力として参加するなど、謎解きにもかなり力が入っている。

「僕は現場の経験が浅いので詳しくは分からないですが、入江監督の場合は台本に忠実にやるというよりは、カメラを回す直前に『ちょっとこのセリフを加えてみよう』とか『やっぱりこっちに戻そうか』みたいな感じで、現場でかなり細かく演出をされていらっしゃる印象がありました。ドラマではあるんですけど、割と自由な感じの撮影スタイルなので、映画の現場に立ち返ったような懐かしい感覚があります」

―― 本作で奥平が演じるのは、独自に開発したAIを使って「ネメシスチーム」をサポートする、AI開発者の姫川烝位。「ナルシスト」だと言うが、一体どんなキャラクターなのか。

「人間の能力では限界がある部分を、AIの力を使ってサポートする感じの役割です。第4話ではある事件が起きた女子校に出向いて、助っ人として『ネメシスチーム』に参戦するんですが、もともと姫川自体があまり他人と絡むようなタイプの人間じゃなくて、ちょっと癪にさわる感じの、ナルシストなキャラなんですよね。僕自身、姫川が最終的にいいヤツに変わっていくのか、このまま我が道を突き進むだけなのか、実はまだよく知らない部分が多かったりもするのですが、いまのところかなりの曲者であることは間違いないです(笑)」

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―― プログラマーとしての腕は確かで「助っ人」としては大活躍するものの、「謎解きは自分の仕事じゃない」と突っぱねたりもする、かなりクールな人物の様子。奥平自身は姫川についてどう分析しているのだろうか。

「姫川は基本的に冷たいヤツというか、頼まれたことはちゃんとやるけど『あとはそちらで勝手にやってください』みたいなスタンスなんです(笑)。現実世界で姫川みたいに振る舞うかどうかは別として、まぁ、そう言いたくなる気持ちは、分からなくもないですけどね(笑)。でも、なんだかんだ言っても自分の専門分野に関してはしっかり結果を出すところは、すごい人物だなと思います」

―― とはいえアンナからは「結局、風真さんのことが好きだから手伝ってるんでしょ?」とツッコまれるシーンもあるようで……。

「いや僕も、姫川は口ではあんなことを言ってるけど、風真さんのことが好きだと思います。ああいう性格の子は、嫌いな人のためには絶対に何もやらないと思うので(笑)。実は僕、台本を読み込んでいる途中で、あることに気付いたんですよ。姫川って、風真さんがしゃべる前後でしか、絶対にセリフを言わないんです! 他の人とは基本的にしゃべらないけど、風真さんから頼まれたことだけは、文句を言いながらもいつもちゃんとやってあげてるんです。そういうところは、ちょっと面白いですよね(笑)」

―― 「洋服が好き」だという奥平に、「姫川のファッションチェック」もしてもらった。

「一言でいうと派手です(笑)。服にはあまりこだわらないタイプなのかと思いきや、『こんな派手な服を着てたんだ!』って意外な感じもあります。基本的には黒をベースにしたスマートな服装ではあるんですけど、上に柄物を羽織ってて。『あんな格好で街中にいたら、間違いなく目立つだろう』というような服装です。是非放送でチェックしてみてください(笑)」

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―― 映画の現場からキャリアをスタートし、ドラマの現場も経験してきた奥平にとって、“映画寄り”である『ネメシス』の現場で得たことは、また新たな糧となっているようだ。

「僕の場合は『カメラの前でも自分が思った通りに自由に動いていいよ』っていう現場からスタートしたこともあって、『芝居は自由にやるのが普通なんだ』と思っていた部分もあるんですよね。でもほかの撮影現場を経験して、『ちゃんと決められたタイミングで動いて役の気持ちを作ってセリフを言わなきゃいけない現場もあるんだ』ってことが分かって、改めてお芝居の大変さを痛感しました。『レンアイ漫画家』の現場ではだいぶドラマの撮影の感覚も掴めてきて、『恋する母たち』のときにはまだ出来なかったことにもチャレンジ出来ている気がします。でも今回の『ネメシス』の現場は映画とドラマの要素が程よくミックスされたような感じなので、映画みたいに自由な感じでやりつつも、ドラマならではフォーマットもちゃんと意識しながらやってみたりもしています。僕にとっては、すごくいいバランスで経験を積ませてもらっているなと思います。家で台本を読んだだけでは分からないことも、役の衣裳を身に着けて現場に立つと、そこからいろいろ見えてきたりすることもあるんですよね。『ネメシス』は美術セットや小道具にもかなりこだわっているので、あの世界観に入れるかと思うと、残りの撮影も楽しみです」

―― 最後にファンにメッセージを!

「すでにドラマをご覧になっていらっしゃる方ならご存じの通り、『ネメシス』は登場するキャラクターがとにかくみんな個性的で、一話ごとにしっかりとした謎解きの場面が登場しながらも、最後まで繋がる大きな謎もちゃんと残されている。コメディー要素も満載で、幅広い年齢層の方々にお楽しみいただける見応えのあるドラマになっていると思いますので、ぜひ最後まで観ていただけるとうれしいです」


Writing:渡邊玲子

インフォメーション

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(C)日本テレビ

TV

『ネメシス』

毎週日曜22:30~放送中!
日本テレビ系


『ネメシス』とは、正義の鉄槌で悪を砕くギリシャ女神。
そんな名前が付けられた謎多き探偵事務所に集まりし、天才的ヒラメキを誇るが無鉄砲なアンナと、ポンコツだが人望に厚い自称天才探偵の風真が、お互いを(おもにアンナが風真を!)助け合いながら、超難解な事件を次々解決!
無関係なはずだった事件は連鎖し、驚愕の真実が浮かび上がる…
極上のミステリー・エンターテインメント!

▼公式サイト
https://www.ntv.co.jp/nemesis/

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