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2018年は主演作が続いた上、GReeeeNのプロデューサー・JINのもと、アーティストデビューも果たすなど、大きな飛躍を遂げた横浜流星。最新作「青の帰り道」では、これまでの温和なイメージを覆す男臭い役どころに挑戦し、俳優として新たな一面を見せてくれる。そんな彼に、役作りや撮影中のエピソードを語ってもらった。

初挑戦の役含めて、すべてを楽しんでもらいたいです

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―― 群馬県前橋市と東京を舞台に、人生が交差する7人の若者の姿を描く青春群像劇「青の帰り道」。監督は、伊坂幸太郎原作「オー!ファーザー」、「7s/セブンス」、Netflixオリジナル作品「野武士のグルメ」などコンスタントに作品を発表し、来年は山田孝之プロデュースの映画「デイアンドナイト」の公開を控えている気鋭の藤井道人監督だ。

「台本を読む前、監督がリョウに思い入れがあるとおっしゃっていたので、その視点で読ませていただきつつ、なんだか苦しくなったのを覚えています。みんなの思いもですし、リョウに感情移入しました。藤井さんの作品は観ていたので、藤井さんのトーンというか、藤井さんらしいと思いました」

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―― 演じるリョウは、素行も口も悪いが、ある意味7人の中で一番ぶれない存在だ。横浜は、そんなリョウのどんな部分に感情移入したのだろう。

「結婚をしたり、東京に出たり、みんながいろんな人生を歩んで環境が変わっていく中、自分も何かやりたいと漠然と考えているけど、実は自分が空っぽだなと思う部分や、そこで感じた焦りを周りに見せたくないと考えるところは、すごく共感しました。常に何かできると思って生きているけど、空っぽだな自分って。今は違いますが、僕は台本を読んだ当時、仕事をしているけど、部屋に帰ってから一人で今後どうしよう、どうなっていくんだろうっていう思いで悶々としていたんですよね。周りと比べてしまって、自分は空っぽだなって思ってしまったり。それだけに、この作品で描かれていることは、自分の中ですごく刺さりました」

―― 今まで横浜が演じてきた役にはなかった、そして、常にソフトな彼自身からも感じられない粗野で男臭い雰囲気を醸し出すリョウを演じるにあたり、どんな役作りをしたのだろう。

「僕自身、中高でちょっとやんちゃしていたので(笑)、そのときのことを思い出したり、周囲のやんちゃな友人を参考にして作り上げていきました。撮影当時、20歳になったばかりで、タバコを初めて吸ったんですけど、クラクラして大変でした。監督が実際の煙を感じたいとおっしゃったので頑張ったんですけど、テイクを重ねれば重ねるほど気持ち悪くなりましたね(笑)。普段飲まないので、ノンアルコールのビールも大変でした。自分以外の6人が役としていてくれたこともあり、リョウとしていられました。やんちゃで愛くるしいリョウとしていられたのは、みんなのお陰です」

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―― 仲間の中では誰よりも熱く、仲間思いのリョウ。その部分も自然に演じられたという。

「みんなすごく仲が良かったんです。地方ロケが多かったので、撮影中ずっと一緒にいて、他愛のない話をして、ごはんを食べに行って。今でもみんなと監督と連絡を取り合って、夏前に「ニッポン・コネクション」でドイツに監督と行ったときも、「頑張れー」って応援してくれました。大切な仲間です」

―― 紆余曲折あり、完成まで2年の歳月がかけられた。それだけに、横浜をはじめ、キャスト・スタッフの作品にかける思いは深い。

「みんなと力を合わせ、2年間かけて作り上げた作品です。キャスト、監督で再結集して、今後どうしようと話し合って、そのとき、お互いに本音でぶつかりあいました。そして、みんなで完成させたいと監督に気持ちを伝えて、次の夏のスケジュールは絶対に空けると約束しました。実際、2017年、去年の夏に撮影が始まって、戸塚(純貴)くんが新たに入ってくれて、キャストスタッフ一同がそういう思いで諦めずに作った作品です。僕個人から見ても、青春の日々の中、人の感情に重きを置いた作品をなかなか演じてこなかったので、観てくださる方々に新しい顔を見せられるのがすごく嬉しいです。僕自身、こういったジャンルの映画は好きですし、すごく勉強させてもらいました」

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―― 映画を通して、過去に戻れないことを痛感させられる。2度と戻らない日々、青春を思わせるが、横浜にとって青春とは?

「今は作品を通して、青春させてもらっていますが、個人的には12、3歳のころですね。空手をやっていたし、友達とやんちゃして先生に叱られて。あの頃はギラギラかつキラキラしていました。今は丸くなり、あの頃を振り返ると、ギラギラしていて良かったなって思いますし(笑)、懐かしく思います」

―― 7人それぞれの人生が描かれ、観る人によって共感するポイントが違うであろう本作。自身のファンに観てもらいたい、感じてもらいたい部分を教えてもらった。

「7人いろんなことがあって変わっていきますが、最終的には根本的なことは変わっていません。僕はキリの母親を演じる工藤夕貴さんがキリに「失敗したっていいじゃない。それがあなたの人生なんだから。5年も頑張ったんだから自信を持ちなさい」って言うシーンが好きです。僕自身、背中を押された気持ちになりました。人生歩む中、失敗してもいいんだ。失敗したからこそ、今の自分があるんだって。みなさんにも、失敗を恐れていても、一度きりの人生がもったいないので、どんどん挑戦して人生を大切にしてほしいです。自分の役としては、初めてのことにいろいろ挑戦したので、すべてを楽しんでいただきたいです」


Writing:杉嶋未来

インフォメーション

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(C)映画「青の帰り道」製作委員会

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『青の帰り道』

12月7日(金)公開


2008年、東京近郊のある町。高校卒業を目前に控えた7人の若者たち。歌手を夢見て上京する者、家族とうまくいかずに実家を出る者、受験に失敗して地元に残り浪人生活を送る者、できちゃった婚で結婚を決めた者……それぞれがさまざまな思いを胸に、新しい未来へと進んでいった。そして、3年の時が過ぎ、7人が再びあの場所に戻ってきた。3年という時間には、7人それぞれのさまざまな人生模様があった…。

▼公式サイト
https://aono-kaerimichi.com/


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