shadow

prev

next

ニュースNEWS

MOVIE

小松菜奈 第34回東京国際映画祭にて主演映画「ムーンライト・シャドウ」Q&A舞台挨拶に登壇!

現在開催中の第34回東京国際映画祭にて、Nippon Cinema Now部門(※)選出作品・小松菜奈主演映画「ムーンライト・シャドウ」のQ&A舞台挨拶が11/1(月)に行われ、小松が登壇した。

同作は、吉本ばななさんの大ヒットベストセラー小説「キッチン」に収録されている短編小説「ムーンライト・シャドウ」の映画化。ファンの中では初期の名作との呼び声も高い同作は、1987年に吉本さんが大学の卒業制作として発表し、日本大学芸術学部長賞を受賞、さらに翌1988年に泉鏡花文学賞も受賞した作品だ。

さつき(小松)と等(宮沢氷魚さん)は、鈴の音に導かれるように、長い橋の下に広がる河原で出会った。恋に落ち、付き合うまでに時間はかからなかった。等には3つ下の弟・柊(佐藤緋美さん)がいて、柊にはゆみこという恋人(中原ナナさん)がいた。初めて4人で会ったときから意気投合し、自然と一緒に過ごす時間が増えていく。食事をしたり、ゲームをしたり、ゆみこが気になっているという〈月影現象〉について「もしも現実に月影現象が起きたら、誰に一番会いたいか?」を語りあったり。何気ないけれど穏やかで幸せな日々が過ぎていくなかで、別れは前触れもなくやってきた。等とゆみこが死んだ──。深い哀しみに打ちひしがれるさつきと柊。愛する人を亡くした現実を受け止めきれず、ショックで食べることも忘れ、ひたすら走るさつき。そんなさつきを心配しながら、ゆみこの制服を着て何かを感じようとする柊。それぞれの方法で哀しみと向きあおうとしていた。ある日、2人は不思議な女性・麗(臼田あさ美さん)と出会い、少しずつ“生きていく”という日常を取りもどしていく。そして、以前みんなで語り合った〈月影現象〉に導かれていく。もう一度、会いたい、会いに来てほしい──。その現象とは、満月の夜の終わりに死者ともう一度会えるかもしれない、という不思議な現象だった……。

小松は主人公・さつきを演じている。

上映後に行われたQ&A舞台挨拶にて小松は、「私自身、映画「ムーンライト・シャドウ」で初めて東京国際映画祭に参加させていただきました。とても光栄です。ありがとうございます。この作品でエドモンド・ヨウ監督と一緒に舞台挨拶をすることができませんでしたが、東京にはいらっしゃるということで見守ってくださっていると思います。本日はよろしくお願いします。」と挨拶。

出演のオファーを受けた時のことを、「監督、キャストの方々含め異色のメンバーだったので、どんな世界に連れて行ってもらえるのかワクワクしました。また、日本を越えて海外でも長く愛され続けている吉本ばななさんの作品に出演させていただけることが、ありがたいと思いましたし、飛び込んでみたいと思いました。」と振り返った。

また、主人公・さつきを演じるにあたり、「撮影は等がいなくなって、走るシーンからだったので、“等と過ごしたさつきは、こんな顔をしていたんだろうな”とか、想像しながら演じるしかありませんでした。ファンタジーの要素もあるのでそこはとても難しかったのですが、きっとキャストの方々を目にして一緒にお芝居をしていく中で、さつきの繊細な感情は見つかる気がしました。さつきはただ真っすぐに現実を受け止めて、でも美しいだけではない現実なので、留まったり、一歩下がってみたり、背中を向けてしまったり…そういったことを体感しながらセリフを発したい、丁寧に演じたいと思いました。」と語った。

その後、実際に〈月影現象〉が起こったら、会いたい人はいるか?という質問があがり、「実家で飼っていた猫に会いたいです。ある日、猫ちゃんがいなくなってしまい、病気気味ではあったのですが、帰ってくることもなく、何年も経ってしまいました。最後に“大好きだったよ、大好きだよ”ときちんと言葉で伝えたかったです。急にいなくなってしまうといろいろと悔いが残ってしまって。もし〈月影現象〉があったら猫に会いたいです。」と答えた。

映画「ムーンライト・シャドウ」は公開中。
ぜひ劇場でご覧ください!

※Nippon Cinema Now 部門
この1年の日本映画を対象に、特に海外に紹介されるべき日本映画という観点から選考された作品を上映する部門。
  • はてなブックマーク

pagetop

page top