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ONE N’ ONLY、2都市3公演開催のツアーを完走!

YouTubeで公開したMVが南米を中心とした世界中でバズり、チャンネル登録者数は10万人を突破。TikTokフォロワー数に至っては驚異の約370万人を誇る6人組ダンス&ボーカルユニットONE N’ ONLYが、11月6日にツアー『ONE N’ LIVE~Supreme One 2021~』の最終公演を中野サンプラザで開催した。

大阪と東京の2都市3公演で行われた今回のツアーでは、より洗練された舞台セットや映像、照明を駆使して、グレードアップしたステージを実現。さらに多彩な新曲を盛り込んで、グループとしての幅の広さも示しながら、まさに“Supreme=最高”なひとときを、詰めかけたSWAG(ONE N’ ONLYファンの呼称)に味わわせてくれた。

525日ぶりの有観客公演となった夏ツアーの追加公演以来、中野サンプラザのステージにONE N’ ONLYが立つのは4ヶ月ぶり2度目。前回同様ソールドアウトの場内に鼓動のようなビートが響き、紗幕越しの壇上に現れた6人が最初に贈ったのは、最新作「L.O.C.A(PT-BR ver.)」だ。今年1月に発表したラテン調の配信シングル「L.O.C.A」を、ブラジルでの人気拡大を受けてポルトガル語バージョンにしたもので、9月のリリース以来MVの再生回数は既に140万回を超えている。ポルトガル語詞が映る紗幕の向こう、“LOCA=狂おしい”ほどに熱い愛を情熱的なラップやアクションでSWAGに溜息をつかせるが、どことなく抑えた情感で、より大人びたムードを演出するのがニクいところだ。しかし、HAYATOの咳払いを合図に紗幕が降り落ちると、6人は階段を駆け下りて、代表曲「Dark Knight」の目まぐるしいフォーメーションにより、ハードでスリリングな“ワンエンワールド”へと一気に観る者を惹き込んでいく。クライマックスではKENSHINの「中野暴れろ!」の号令で床からCO2が噴き上がり、その勢いのまま「SMASH」へ。メンバー6人全員が出演したドラマ『FAKE MOTION』の劇中、5人が部員を演じた謙信ソルト電子工学院のテーマ曲で、緑のレーザーが飛び交う中で弾けるデジタリックなビートと、叩きつけられる頂点への意気込みは、役柄とも彼ら自身ともがっちりシンクロ。ダンス、歌、ラップ、すべてを高密度に駆使して目くるめく景色と感情を引き起こす――それがONE N’ ONLYだ。

ステージ後方のモニターに映る幾何学図形とレーザー光線が派手に光を飛ばすなか、ダンサブル度に磨きのかかった「JUST LIKE ME」に続き、前回の夏ツアーで一部のみ披露された「GuRu GuRu」も待望のフル尺公開。限界まで下がりきったREIの低音が唸る楽曲の禍々しさは、暗い照明と先の読めない動きにより、いっそうディープに描き出されていた。また、今ツアーで新たにお披露目された新曲「What’s Your Favorite」も、タイトなビートにしなやかなムーブと歌声が映えて、なんとも艶っぽい仕上がりに。ONE N’ ONLYの世界を広げる、また大きな戦力になりそうだ。さらに、自粛期間に再確認したSWAGへの想いをメンバー自ら歌詞に落とし込んだという「STARLIGHT ~未来ノトビラ~」も登場。エモーショナルなボーカルが切なくも美しいバラードで、純白の光を客席に投射するステージには星空が浮かび、流れる星に思わず願いを込めたくなってしまう。同時期に作られながらも全くタイプの異なる新曲3曲に、その後のMCではメンバーから「幅がジェットコースター」というワードも。それもまた、ONE N’ ONLYの懐の広さの表れだろう。

「ここからは一緒に作っていきたい」とNAOYAが誘って、以降はSWAGと一緒に踊れるブロックに突入。「Video Chat」では6人それぞれがお立ち台に立って、スマホの画面を指で作る振り付けを愛らしく繰り出してゆく。その名の通りポップ&キュートな「POP! POP!」では、グループカラーの白のペンライトを大きく振る客席に「メッチャ綺麗!」の声も。曲中でのコール&レスポンスが恒例になっている「HOLIDAY」でも、ステージ上からメンバー自ら客席をバックに自撮りしたり、「社会人!」「明日学校の人!」などとお題を出して該当する人を立たせたりと、声の代わりのコミュニケーションをしっかり取ってくれるのが嬉しい。

また、全身黒に身を包んだクール度満点の佇まいや、アグレッシヴなステージングとは裏腹に、気さくすぎるトークも彼らの幅であり魅力。TikTokフォロワー数が日本人アーティスト1位となったことに触れると、TETTAは「ブラジルの皆さん、ありがとうございます!」と床に顔を押し付けて叫び、それにREIは「ここから見ると土下座してるみたい」と呆れかえる。また、毎回メンバーにフレンチクルーラーを食べさせようとする“フレンチクルーラーおじさん”なる人物の存在も暴露され、その正体であるTETTAは「コンビニのフレンチクルーラーがメチャ美味しかったから、共有したいだけ」と反論。「このメンバーといると毎日事件が起きる」というNAOYAの言葉は、どうやら真実らしい(笑)。

そんな子供のように無邪気な一面を持つ彼らも、だが、ひとたび音が鳴ればガラリとスイッチが切り替わる。触れれば斬られてしまいそうなほどエッヂィでテクニカルなダンスセクションであっと驚かせると、次に巻き起こしたのはセクシーな旋風だ。「Sexy Beach Party Yes!!」ではサイケかつトランスな映像と照明をバックに、ビーストリーなパフォーマンスで、うなされるような夏の熱気をたまらない高揚感へと変えてゆく。続いて、手首とうなじを撫でつける香水ダンスと、彼らを染める紫の灯りから芳香が漂ってきそうな「Breathe」を挟み、さらにSWAGを沸かせたのが「Say My Name」だ。『FAKE MOTION』で森崎ウィン、板垣瑞生らが演じていた都立八王子南工業高校のテーマ曲で、本来はバンドチューンだが、9月のイベントでONE N’ ONLYがカバーした際、あまりの相性の良さに“ぜひ今後もライブでもやってほしい”と絶賛コメントが殺到。その熱望に応えての登板となったわけだが、挑発的なラップに代表される彼らのワイルドな個性はゴリゴリのハードロックと確かに親和性抜群で、メンバー全員で合わせる声の圧にも圧倒されるばかり。大きく身体を振ってボディバンギングまでかます6人に湧いた拍手は、遠くない未来に恐らく大歓声になるだろう。そこから「全部出しきれ!」となだれ込んだ「Category」では、クライマックスで火薬が爆発し、CO2が噴出して鮮烈な幕切れを飾る……はずが、なんと客席側のスピーカーから音が出なくなるアクシデントが勃発。それでも動きを止めることなく、生声で歌を届けた彼らには、アーティストとしての矜持が確かに光っていた。

アンコールでは、なんと6人全員が全身真っ白の衣装で登場。そこから静かに始まった「We Just Don’t Care」も今ツアーのために作られた新曲で、ストーリー性のある振り付けと情感豊かなダンス、ラッパーも含めてエモーショナルかつ柔らかなヴォーカルにはグッと心が惹きつけられてしまう。中でもTETTAの透き通るような歌声は印象的で、天上の光を思わせる美麗バラードに、場内からは大きな拍手が。HAYATOいわく「人生は選択の連続。チャレンジが怖くなったり不安になってしまう人に、この曲で希望や勇気を与えたい」という本作は、12月15日に配信リリースされることも発表され、「表題曲でバラードやったことなかったから新しい挑戦」とKENSHINも抱負を語る。しかも、モニターに新しいアーティスト写真が映し出されると、これまでのイメージを覆す白のビジュアルにSWAGからはどよめきが湧き、メンバーからも「これはホントにONE N’ ONLYですか?」と疑問の声が。裏を返すと、それだけ前代未聞の新境地ということなのだから、逆に期待が高まってしまう。

さらなる新曲「Be Mine」は爽快なロックチューンで、6人はタオルを振りながら壇上に駆け上がり、さらに駆け下りると客席ギリギリまで身を乗り出して客席を煽動。ペンライトを回すSWAGたちと熱い一体感を創り上げ、“愛を届けたいTonight”と締めくくると、すかさずKENSHINが「ありがとう! 僕たちから愛を届けます」とラスト曲「My Love」につなぐのも見事だ。ボーカル担当のTETTA、REI、EIKUが綴る真っ直ぐな愛の歌を耳に、天井で回るミラーボールが降り注ぐ光のしずくの中、客席の端から端まで笑顔で手を振る6人を目にして、あふれ出す多幸感を抑えることができない。最後に、おなじみのハートマークを壇上で作る6人の真後ろには、モニターに映るピンクのハートマークが。こんな素敵な視覚効果も、ホール会場ならではだろう。

難しい社会情勢下でも応援を続け、会場に足を運んでくれるSWAGたちへの感謝を口々に述べたメンバーからは、「みんなを裏切らないよう精一杯走っていきます」(REI)、「もっと大きくなって恩返しできるようにパフォーマンスも磨いていきます」(TETTA)、「これからも皆さんの希望になれるグループになるので、ドンとついてきてください!」(NAOYA)と頼もしい台詞が次々に。さらにKENSHINは「この人生を選択して間違ってなかったって改めて感じました。ここで満足しない。満足なんて1ミリもしたことない」と語り、EIKUは「皆さんはかけがえのない存在です。心も強くなって精一杯頑張っていきたい。最後まで僕たちの傍で支えてください」と素直な言葉を伝えてくれた。そしてリーダーのHAYATOが「もっと大きなステージに立ちたいし、規模はどんどん大きくなっていきたいけれど、SNSを通してSWAGとの心の距離は近くなってきたように感じるから嬉しいです」と締めくくり。さらに「今年、まだまだ終わりたくないのよ!」と、有観客としては2年ぶりのクリスマスライヴを12月23日にZepp Haneda(TOKYO)で開催することを発表。場内にはSWAGたちの抑えきれない喜びの声が漏れ出していた。

鳴りやまない手拍子に応えて、予定外のダブルアンコールでは、「さっきトラブルがあったから」(NAOYA)と、二度目の「Category」を披露。衣装を再び黒に替え、特効も全て再現すると、ラストのHAYATOのお叫びまでパーフェクトなパフォーマンスで走り切った6人に、惜しみない拍手が贈られた。トラブルを感動に変えてしまう精神力は、ONE N’ ONLYとしてデビューするまでに、そしてデビューしてからも、さまざまな試練と喜怒哀楽を乗り越えてきた彼らならでは。どれだけグローバルな評価を得ても、決して足元を見失わない彼らの“Supreme”は、これからも無限に更新されてゆくだろう。

【setlist】
M1. L.O.C.A (PT-BR ver.)
M2. Dark Knight
M3. SMASH
M4. JUST LIKE ME
M5. GuRu GuRu
M6. What’s Your Favorite
M7. STARLIGHT ~未来ノトビラ~
M8. Video Chat
M9. POP! POP!
M10. HOLIDAY
M11. Sexy Beach Party Yes!!
M12. Breathe
M13. Say My Name
M14. Category

EN1. We Just Don‘t Care
EN2. Be Mine
EN3. My Love

W EN. Category
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