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北村匠海 映画「明け方の若者たち」プレミア上映会舞台挨拶!

北村匠海主演映画「明け方の若者たち」のプレミア上映会舞台挨拶が11/14(日)TOHOシネマズ 日比谷で行われ、井上祐貴さん、カツセマサヒコさん、松本花奈監督と共に北村が登壇した。

同作は、Twitter での”妄想ツイート”が話題となり、Twitterのフォロワーは14万人以上、140字で人々を魅了し続け10〜20代から圧倒的な支持を獲得したウェブライター、カツセマサヒコの長編小説デビュー作の映画化。映画、TV、MV、広告、写真と幅広いジャンルで活動中の若手の旗手、松本花奈監督がメガホンをとる。

「私と飲んだ方が、楽しいかもよ笑?」
東京・明大前で開かれた学生最後の退屈な飲み会。そこで出会った<彼女>に、一瞬で恋をした。
下北沢のスズナリで観た舞台、高円寺で一人暮らしを始めた日、フジロックに対抗するために旅をした7月の終わり・・・。
世界が<彼女>で満たされる一方で、社会人になった<僕>は、〝こんなハズじゃなかった人生″に打ちのめされていく。
息の詰まる会社、夢見た未来とは異なる現実。夜明けまで飲み明かした時間と親友と彼女だけが、救いだったあの頃。
でも僕は最初からわかっていた。
いつか、この時間に終わりがくることを・・・。

大都会・東京に生きる若者が突然出会った人生最大の恋と、何者にもなれないまま大人になっていくことへの葛藤が描いた同作で、北村は主人公の<僕>を演じる。

上映前に行われた舞台挨拶にて北村は、「本日はお越しいただきありがとうございます。こんなにたくさんの方が劇場に入っているという時代の流れも感じますし、こうして『明け方の若者たち』という若者で作った、いまの時代を生きる僕たちやそれを懐かしむ皆さまに“届け”と思って作った作品の完成を報告する場があることをとても嬉しく思います。このあと上映ということで、最後まで楽しんでいってください。」と挨拶。

自身の役どころについて、「カツセさんに自分の人生を覗かれていたのではないかという錯覚に陥るくらい、出てくる場所や音楽が自分の過去の思い出に寄り添っていて。下北沢やいろいろな場所が出てくるのですが、実はどれも僕自身の思い出が詰まっている場所で、流れてくる音楽や、主題歌を担当してくれたマカロニえんぴつの皆さんだったり、個人的にも繋がりのある人たちや若者がいっぱい関わってこの映画が出来ていることが不思議でした。当時を思い返すと、雨のパレードの『東京』やMy Hair is Badの『真赤』という曲とかを聴いていて、『真赤』という曲に、“下北は地下のライブハウス”という言葉が出てくるのですが、僕がまさに行っていたライブハウスだったりして、そういった映画に出てくる音楽もそうなんですが、自分が当時聴いていた音楽や、あのとき味わった、なんとも言えない社会に出て絶望する感じなど、それでもなんとか毎日をキラキラと楽しく生きてやろうと模索していたあの時代を思い出しました。<僕>という人間も僕にすごく近しいところがあって、監督とは久々に会ったのですが、最初に “僕は芝居しないから”と伝えました。いまを生きる若者の皆さんに届けるためには、芝居という枠ではなく、ある種ドキュメンタリーに近いリアリティや描かれている心情がものすごく生々しかったりするので、そこは僕がリアルに体感して感じたものをそのまま言葉にしてみようと思ってやっていました。」と語った。

撮影地で思い入れのある場所やお店は?という質問に、「僕は下北、高円寺、明大前、そしてバッティングセンター大塚なんですけど、全部思い出があるんですよね。学生時代や20、21歳のすごく悶々として生きていた頃に自分を許してくれる場所でした。高校時代は、みんなは渋谷に遊びに行くのに、僕はそれに背中を向けて下北沢に行くという、はたから見たら変なひねくれ方をしている高校生でした(笑)。」と振り返った。

劇中では、主人公の<僕>が彼女に恋をした五年間を沼と表現したり、それをあとで考えたときにかけがえのない人生のマジックアワーだったと思い返していたが、自身の経験の中で、あの時期は沼だった、今考えたらマジックアワーだったなという経験はあるか?と問われ、「沼という観点で言うとゲームだったり、あとは漫画ですかね。活字を追うのが好きで漫画や小説をよく読むのですが、漫画アプリは7〜8個入っていて、待てば無料って書いてあるのに、その下の有料ボタンを押してしまうんです(笑)。マジックアワーは、役者友達と、下北沢やいろいろな場所でお酒を飲みながら傷の舐め合いをしていて、お酒を飲みながら“こんなことあるよな”と涙を流すこともありましたし、失恋ソングみたいなザ泣ける曲を歌って、みんなで泣こうぜみたいなこともありました。歌って飲んで、朝に外で食べる牛丼が美味しかったです(笑)。それが僕のマジックアワーです。現場でも明け方のシーンが出てくるのですが、そのあとに牛丼を食べています(笑)。」と話した。

そして最後に、「『明け方の若者たち』という作品を、まずは監督、(<彼女>を演じた)黒島(結菜)さんを始めとした若者で作れたということが一番大きいなと。カツセさんの素晴らしい原作があって、僕もその作品に抱いたすごく青々しくて痛々しくて、でも理解ができるし、理解ができるからこそ苦しいみたいな葛藤を、いまの社会に対して、僕たちの世代の人たちはそんなときがあったな、そんなことを思って生きていたなということを振り返ることができますし、いまを生きる人にとっては、何かの助けになる作品になるのかなと思っています。この映画を“こんな夕日あったな”とかそんな景色を思い返しながら観ていただけたら嬉しいです。いま世の中を変えられるのは我々若者だったりする、そんな前向きなエネルギーを僕も持ちながら生きていますので、この作品を観て、みんなで仲間になろうじゃないかと、みんなで苦しい思いを共有しようじゃないかと、そうやって明日を迎えようじゃないか、という思いを込めて作りました。ぜひ楽しんでいただければと思います。とても生々しくリアリティのあるシーンもいっぱいありますが、自分と重ね合わせられる人も多いんじゃないかと思っています。本日はありがとうございました。」とメッセージを送った。

映画「明け方の若者たち」は、12/31(金)全国ロードショー。
ぜひご期待ください!

(敬称略)
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