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北川景子 映画「ファーストラヴ」完成報告イベント!


北川景子主演映画「ファーストラヴ」の完成報告イベントが1/12(火)都内で行われ、監督・キャストと共に北川が出演した。

同作は、島本理生の“稀代の問題作”とも称された傑作サスペンスミステリー小説「ファーストラヴ」の映画化。予測不能な結末と、『ファーストラヴ』というタイトルの裏に隠された濃密なヒューマンドラマは2018年に発表されるや多くの話題を呼び、これまで数々の話題作が受賞してきた第159回直木賞を受賞。累計発行部数35万部を超えるベストセラーとなっている作品だ。
同作のメガホンをとるのは、数々のスタイリッシュなサスペンスで熱狂的なファンを生み出してきたヒットメーカー・堤幸彦監督。北川と初タッグとなる同作では、過去の記憶と“心の傷”に苦悩する人間たちの心理を説得力もって描きつつ、独特の映像センスでエンターテイメント超大作として昇華する。

川沿いを血まみれで歩く女子大生が逮捕された。殺されたのは彼女の父親。
「動機はそちらでみつけてください」容疑者・聖山環菜(芳根京子)の挑発的な言葉が世間を騒がせていた。事件を取材する公認心理師・真壁由紀(北川)は、夫・我聞(窪塚洋介)の弟で弁護士の庵野迦葉(中村倫也)とともに彼女の本当の動機を探るため、面会を重ねる。二転三転する供述に翻弄され、真実が歪められる中で、由紀は心の奥底に隠したはずの「ある記憶」と向き合うことになるのだが・・・。

北川は、女子大生による動機なき殺人事件の真相に迫る、主人公の公認心理師・真壁由紀を演じる。

同作への出演にあたり髪を30cmカットしたことについて北川は、「髪を切ったことで“体当たりですね”と皆さんから言っていただいたのですが、ずっと切りたくて、でも切るのであれば大切な役や、思い入れのあるお仕事でと思っていたんです。今回このような作品をいただいて切ることができたので、ご縁をいただいた感じです。」と話すと共に、「堤組に入るのが夢だったので、参加できただけで舞い上がってしまって。大変だったことはあまりなく、公認心理師という仕事について、本物の公認心理師の方がご覧になっても“ちゃんと勉強している”と思っていただけるようにしたいと思って勉強しました。それ以外に関しては、現場で皆さんと作っていきました。」とコメント。

同作で初共演となる中村倫也さんの印象を聞かれ、「同い年の役者さんと共演させていただくことがあまりなく、中村さんが同い年と知って、勝手にクランクインの前からフランクな感じでいっていいのかなと思っていました。初めて会う方は緊張してしまうのですが、今回はあまり緊張しなくて、“同級生”という感じでした。ジェネレーションが全く一緒なので、“窪塚さんはカリスマ。緊張する”という話をずっとふたりで話していました(笑)。」と話した。

また、2度目の共演となる芳根京子さんについては、「芳根さんは本当にすごい女優さんで、ピッて押したら涙が出るのかなっていうくらいたくさん涙が出るし、アクリル板をたたくシーンでも、もう少し力加減していいよと思うくらい全力。本番が終わるごとにいろいろなところを冷やしたり、あざを作りながら全力投球していて、すごいと思いました。もともと感情を爆発させることができる人だと思っていたので、環菜さんとの接見のシーンは、彼女が爆発させることができれば絶対にいいシーンになるという確信があって、とにかく集中して感情を爆発させられるように私が受け止めようと思って演じました。スタッフの皆さんも精神を統一してやっていて、みんなが環菜さんを見守っているシーンでした。」と撮影を振り返りながら話した。

その後、「ファーストラヴ」というタイトルをどのように意識して演じていたか?という質問があがり、「私は由紀を演じたので、由紀にとっての“ファーストラヴ”はなんだったのかを常に考えながら演じていました。撮影期間中は、迦葉のことだったのではないかと思うこともありましたし、我聞さんのことなのかもとか、環菜さんが由紀に対して心を開いてくれたことで芽生えた愛のことなのかなとも思ったり。いろいろ考えたのですが、これという答えが出ないままで、“ファーストラヴ”って何だろうと考えながら撮影したことが答えでいいのかなと。そして、時間が経って取材をしていると、いろいろな人が初めて触れた愛だったり、愛だと実感できたことを島本先生はおっしゃっていたのかなと思う時もあったり、やっぱり分からないと思う時もあって。ご覧になった方がどのように思うのか知りたいです。」と答えた。

そして最後に、「この作品の脚本を読ませていただいた時に、人には大なり小なり悩んでいることや苦しいこと、忘れられないトラウマや過去が絶対あるんだと思いました。そういったことに何とか折り合いをつけて必死に生きているんだと思うと、“それでいいんだよ”と言っていただいた気がして気持ちが軽くなったんです。2020年はいろいろなことがあって、映画どころではないという方もたくさんいらっしゃると思います。“ご覧ください”と言っていいのか分からないのですが、環菜さんに由紀がかけた言葉が一筋の光になったように、映画を観ていただいたことで、ちょっとだけ進んでみようと思っていただけたらいいなと思っています。“何も気にせず映画館に来てください”と言えないことが心苦しいのですが、一生懸命皆さんに届くように作った作品です。どうぞよろしくお願いします。」とメッセージを送った。

映画「ファーストラヴ」は、2/11(木・祝)公開。
ぜひご期待ください!
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