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北村匠海

北村匠海 ドラマ「風間公親-教場0-」出演決定!

北村匠海が、2023年4月スタートのドラマ「風間公親-教場0-」(フジテレビ)に出演することが発表された。

同作は、2020年と2021年に新春SPドラマとして放送された『教場』シリーズを連続ドラマ化。
原作は、「週刊文春ミステリーベスト10」(2013年)第1位、「このミステリーがすごい!」(2014年)第2位を獲得し、2013年にミステリー界の話題を総ざらいした長岡弘樹さんの『教場』シリーズ。警察小説の新境地としてシリーズ累計100万部突破のベストセラーとなっていて、多くのファンの間で映像化が待ち望まれてきた作品だ。

『教場』(2020年)、『教場Ⅱ』(2021年)で風間が教官として警察学校に赴任する以前、新人刑事の教育に“刑事指導官”として当たっていた時代を描く同作。そこは“風間道場”と呼ばれ、キャリアの浅い若手刑事が突然、刑事指導官・風間公親とバディを組まされ、実際の殺人事件の捜査を通して刑事としてのスキルを学ばせる育成システムとなっていた。
刑事時代の風間が後輩刑事たちと担当する事件を経て、点と点が結びつき、“風間教場”の先へとつながる線となっていく。そして物語が終盤にさしかかるにつれ、風間がいかにして“教官”風間公親に変貌を遂げたのか明らかになる。

北村は、刑事指導官・風間公親とバディを組む新人刑事・遠野章宏を演じる。
『教場Ⅱ』(2021年)のラストシーンでは、突然、風間の刑事時代のシーンが流れ、刑事時代の風間とバディを組んで事件を捜査していた人物が遠野だった。その捜査中、土砂降りのビルの屋上で遠野は追っていた犯人に襲われ、遠野をかばった風間は千枚通しで右目を刺されてしまう。
風間の刑事時代を描く同作では、風間と遠野がバディを組んで事件を捜査していく中で、あの“雨の屋上での惨劇”がなぜ生まれたのかが描かれる。『教場』シリーズでの“義眼の風間教官”が誕生したきっかけで、『教場』シリーズ最大の謎の“風間を襲った犯人およびその真相”が、ついに今回明らかに

ドラマ「風間公親-教場0-」は、フジテレビにて2023年4月より毎週月曜21:00~21:54放送。
ぜひご期待ください!

■北村匠海コメント
Q.今作への出演決定を受けて
A.「『教場Ⅱ』ではピンポイントの出演だったので、“これはいつかまた出るだろう”という予感がしていました。脚本を読んでいて、そして“いち教場ファン”として、『教場』という作品における風間のバックボーンは描かざるを得ないと僕は思っていたので、“来るぞ、来るぞ”と毎年思っていましたし、準備をしていた僕としては2年の歳月を経て、“ついに来たか”という感じでした」

Q.『教場Ⅱ』(2021年)以来となる木村拓哉さんとの共演について
A.「僕ら世代にとって木村さんは、まさにテレビなどを通して、憧れている世代です。尊敬している方と現場で会ったとしても、あくまで仕事なので、浮かれた気持ちにはならないんですが、『教場Ⅱ』で初めて木村さんに会ったときに、そういうのを通り越して「うわぁ、あの木村さんだ…」って、あの瞬間は子どもだった頃の自分に戻った気がしました。そのあと、犯人とのアクションシーンの確認をした後、リハーサルの一発目から完璧な流れで、なおかつ本気でやられていて、そのアクション部への信頼など、全てがプロフェッショナルだなと思いました。あの時はピンポイントの撮影だったので、今回ガッツリバディとして共演させていただけるということで、僕はもうぶつけるだけだと思っていますし、僕の持っている球を投げ続けるしかないと思っています。ぶつかり稽古ですね(笑)」

Q.今作で演じる遠野章宏はどんなキャラクターですか?
A.「『教場Ⅱ』で演じた未来の遠野をゴールとするならば、ということを考えながら演じたいと思います。遠野は笑顔を絶やさない、屈託のない、いわゆる“とってもいい交番勤務のおまわりさん”というところから、捜査一課にやってきます。頭の切れる人間でもあり、それでいて人間味のある、血液の通っている人間で、風間さんとは対照的に見えますが、内なるものは通じている部分もあるのかなと思います。その内に秘めた熱い信念を炎とするならば、風間さんの炎と“大小”の違いはあれど、炎の“色”は同じなのかなと思っています」

Q.放送を楽しみにしている視聴者の皆さんへのメッセージをお願いします。
A.「今回改めて僕自身が過去の遠野を演じさせていただける、あのとき演じた自分のバトンを受け取らせてもらえるというのをすごくうれしく思いました。そして、この物語の行く先など、いろいろなことが気になっている視聴者の方にとって、今回の作品であらゆる点と点が線としてつながっていく感覚や、風間の風間たるゆえん、そういったものが描かれると思います。その横で、僕を含めいろんなキャラクターが色濃く、色濃く、味を出していると思いますので、皆さんに楽しんでいただければと思います」