結木滉星 映画「消滅世界」出演決定!

結木滉星が2025年秋頃公開予定・映画「消滅世界」に出演することが発表された。
芥川賞作家・村田沙耶香氏のベストセラー小説「消滅世界」が著者初の実写映画化。
4月15日に英語版が刊行され、早くもアメリカのニューヨーカー誌でも映画化が報じられるなど、世界的注目を浴びる原作を、気鋭の映像ディレクターである川村誠が初監督・初脚本を手掛け、NAKACHIKA PICTURES配給により、今秋全国公開される。
本作品の原作「消滅世界」は、現在累計170万部を超える芥川賞受賞作「コンビニ人間」直前の2015年12月に刊行された長編小説。超少子化の先-「性」が消えゆく世界で激動する「恋愛」「結婚」「家族」のあり方に翻弄される若者たちを描いた本作は、「常識」という枠の中でもがく現代の私たち自身を映し出した合わせ鏡のような作品。
そしてこの度、蒔田彩珠演じる雨音と同じ高校の同級生・水内役に結木滉星の出演が決定!
出演にあたって結木滉星は、
「原作を読ませていただき、作品の世界観に強く引き込まれたのを覚えています。
同時にそう遠くない未来、このような世界になるのかもしれないなと少し恐怖に近い感覚も覚えました。僕が演じた水内という役は恋愛対象が人ではなく2次元のキャラクターで、この世界に一番順応している役どころだと感じました。僕自身とは凄くギャップのある役柄で何度も原作を読ませていただき、水内に寄り添えるよう努めました。個人的に何の違和感も抱かずその世界に適応していく水内が実は一番「異常」なのかもしれないと思いながらも、水内にとっての「正常」を追い求めて撮影に臨みました。色んな解釈ができる作品だと思います。
是非、劇場でご覧いただきたいです。」とコメントを寄せた。
映画「消滅世界」は2025年秋頃公開予定。
是非ご期待ください。
◆STORY
人工授精で、子どもを産むことが定着した世界。
そこでは、夫婦間の性行為はタブーとされ 恋や性愛の対象は「家庭の外」の恋人か、二次元キャラというのが常識に。 そんな世界で「両親が愛し合った末」に生まれた主人公・雨音は、母親に嫌悪を抱いていた。 家庭に性愛を持ち込まない清潔な結婚生活を望み、夫以外のヒトやキャラクターと恋愛を重ねる雨音。 だがその“正常”な日々は、夫と移住した実験都市・楽園(エデン)で一変する。
◆作品概要
タ イ ト ル : 『消滅世界』
原 作 : 「消滅世界」(村田沙耶香著/河出文庫)
監督・脚本 : 川村誠
撮影時期 : 2024.6.8~6.23
劇場公開 : 2025年秋
配給会社 : NAKACHIKA PICTURES