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野々村真

介護施設向け音声対話型デジタルヒューマン「AI野々村真」 大阪・関西万博 経産省パビリオンに出展

 

株式会社スターダストプロモーション(本社:東京都渋谷区、以下 当社)は、当社所属タレント・野々村真氏をモデルとした介護施設向け音声対話型デジタルヒューマン「AI野々村真」を、大阪・関西万博の経済産業省パビリオンに出展いたします。本出展は、AIなどの最新技術の力で社会課題に挑み、未来のケアの在り方を提示することを目的としております。

 

 AI野々村真は、画面上に野々村氏本人そっくりのアバターが現れ、高齢者と音声と表情で自然に対話できるデジタルヒューマンです。利用者が話しかけると、その内容に応じて野々村氏の声によく似た音声で回答し、親しみやすいリアクションを返します。ブラウザさえあれば動作するため専用機器は不要で、介護施設にあるタブレット端末やPCですぐに利用できます。

 

本プロジェクトは昨年度、複数企業の連合による実証事業としてスタートし、全国4か所の高齢者介護施設でAI野々村真の有効性を検証しました。会話の内容によって利用者が懐かしい思い出を語り出す場面も見られ、実際に利用いただいた方からは「毎日大好きな野々村真さんと話ができて楽しい」「AI野々村真と話すと笑顔が増えた」といった喜びの声が寄せられました。

 

このような実証結果を踏まえ、AIソリューション開発を手掛ける株式会社アスピレテック(本社:東京都千代田区)の技術開発に当社と野々村真氏も全面協力し、日々進化する生成AI技術を取り入れた更なる機能向上を重ねてまいりました。その結果、アバターの動きはより滑らかに、会話の応答速度は利用者である高齢者に合わせたテンポへと進化しております。なお、大阪・関西万博の経済産業省パビリオンでは、進化を遂げた新生「AI野々村真」を来場者の皆様に実際に体験していただけます。

 

AI野々村真を、高齢者が毎日話しかけたくなる身近なデジタルパートナーとして介護の現場に提供し、施設利用者の認知機能改善やサービス満足度向上に貢献することを目指しています。また、日々のコミュニケーションをAIが担うことで介護職員の負担軽減や人手不足の解消につなげたいと考えています。当社所属タレントの魅力と最先端テクノロジーの融合により、日本の介護現場に笑顔と安心を届けるイノベーションの創出に努取り組んで参ります。

 

展示概要

イベント名 :2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博 / Expo 2025 Osaka, Kansai

       HEALTH DESIGN 輝き、生きる Live Brighter

コーナー名  :「次世代医療機器等体験コーナー」

主催者  : 日本貿易振興機構(ジェトロ)、経済産業省

会期   : 2025 6 21 日(土)~29 日(日)

会場   : EXPO メッセ「WASSE」会場 北ホール

場所   : WASSE 会場内 ブース8

展示内容 : 介護施設向け音声対話型デジタルヒューマン「AI野々村真」のデモンストレーション展示

協力企業 : 株式会社FM(出展幹事企業)・株式会社アスピレテック(サービス運営・開発)

       

野々村真 プロフィール

1964年東京都生まれ。1982年にフジテレビ系「森田一義アワー 笑っていいとも!」で初代・いいとも青年隊としてデビュー。 その後、TBS系「日立 世界・ふしぎ発見!」、メ~テレ「アップ!」、ABCテレビ「おはよう朝日です」、フジテレビ系「バイキングMORE」などのバラエティや情報番組にレギュラー出演。2021年には、公式YouTubeチャンネル「オッサンず苦LOVE」も開設し幅広く活動中。

 <コメント>

昨年よりもぐっと性能があがり、よりリアルな僕と会話してもらえるようになりました。テレビで僕を応援してくださっているおじいちゃんおばあちゃんに、AIになってお会いできるのが楽しみです。息子のように沢山話しかけてくださいね。そして、この取り組みが介護施設で働く方々の助けになれば幸いです。