松雪泰子 舞台「危険なワルツ」出演決定!

松雪泰子が、M&Oplays×岩松了の新作公演「危険なワルツ」に主演する事が発表された。
本作は、『結びの庭』(2015年、宮藤官九郎主演)、『家庭内失踪』(16年、小泉今日子主演)など、次々と話題作を発表、高い評価を得てきた、M&Oplaysと岩松了が定期的に行っている人気プロデュース公演の最新作で、美しい妻と嫉妬深い夫の前に現れた若い男との3人の危険な関係を描きながら、人間が持つ深く不条理な闇を暴いてゆく物語。
松雪は、主演となる妻 吟子を演じる。
出演にあたり松雪は、
「この度、岩松了さんの新作『危険なワルツ』で吟子役を演じさせていただきます。岩松さんの作品に参加できることは、俳優として本当に光栄であり、とても身が引き締まる思いです。岩松さんの戯曲には、言葉の奥に深い人間洞察や独特の詩情が息づいており、その台詞の一つひとつが、役を通して世界に広がる力を感じます。吟子は、過去や現在、愛や嫉妬、希望や絶望が交錯する、とても人間味あふれる女性です。一筋縄ではいかない彼女の揺れ動く心を、丁寧に誠実に表現したいです。素晴らしい共演者の皆さまとともに、お客様の心に何か深く残る舞台となるよう臨みます。ぜひ劇場でお会いできることを楽しみにしております。」
とコメントを寄せた。
龍臣(たつおみ/岩松了)と吟子は若いころ、アウトローの生き方を貫いて、悪事も働いた。そして結婚して子供ももうけたが、今は、2人の子供たちも独立して、カタギの家庭を築いている。すでに男と言うには歳が行き過ぎてるように見える龍臣に対して、吟子はまだまだ女盛りと言えたし色気も充分で近所も認める「いい女」だった。
そんな二人の家に配管工事にやってきた若い男・澤田一寿(坂東龍汰)。その完璧な仕事ぶりと、まだ30歳にも届かないように見える若さに、ときめきを覚える吟子。一寿もそんな吟子に言葉巧みに近づいてゆく。 吟子の提案で新たに悪事の計画を進めることになった夫婦。その企みに一寿も参加して3人の奇妙な共同生活が始まる。龍臣と吟子の世界に、深く入り込んでいく一寿。始まりは行きあたりばったりの思い付きが、抜き差しならない状況まで暴走していくように見える一寿という男の企みとはいったい――。そして、3人の危険な関係はどこへたどりつくのか―――。
舞台『危険なワルツ』は、2026年3月6日(金)~22日(日)まで新国立劇場小劇場にて上演し、その後、大阪、富山、宮城と全国へ巡演する。
是非ご期待ください。
(敬称略)
▼公演概要▼
M&Oplaysプロデュース 『危険なワルツ』
作・演出:岩松了
出演:松雪泰子、坂東龍汰、谷川昭一朗、中村加弥乃、但馬智、岩松了
東京公演:2026年3月6日(金)~22日(日) 新国立劇場小劇場
大阪、富山、宮城公演あり
公式HP:https://mo-plays.com/waltz/
主催・製作:(株)M&Oplays
©M&Oplays