松雪泰子 音楽劇『エノケン』初日前囲み取材&公開ゲネプロ




松雪泰子が出演する音楽劇『エノケン』の初日前囲み取材&公開ゲネプロが10月6日(月)に行われ、本作で主演を務める市村正親らとともに松雪が出席した。
本作は、昭和時代に“エノケン”の愛称で親しまれ、人を笑わせることに命をかけた喜劇俳優・榎本健一の波乱の人生を、お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹が新作戯曲として書き下ろした。松雪は本作で、榎本健一を支える二人の妻、花島喜世子と榎本よしゑの2役を演じる。
公演開幕に先駆け行われた囲み取材に出席した松雪は、「エノケンさんの妻・喜世子と、よしゑを演じさせていただきます。2役を演じますので、(役の)スイッチの部分なども楽しんでいただければと思います。よろしくお願いします。」とあいさつ。続けて「早着替えがありますので、そうした物理的な大変さもありますが、エノケンさんを見つめ続けるなかで、時代が移り変わっていくところに作品の面白さを感じています。」と、2役を演じることの大変さを語りつつ、本作の魅力を話していた。
また、本作が松雪の出身地である佐賀県でも上演されることについて、「初めて地元で演劇をさせていただくので、とても楽しみにしています。そして文化庁さんが、お子様が無料でご覧になれる取り組みを行っていらっしゃるので、よろしければ保護者の方と一緒にご覧になっていただければと。舞台芸術を体験していただく貴重な機会にできるよう頑張っておりますので、お近くの方はぜひお越しください。」と呼びかけていた。
本作『エノケン』は、10月7日(火)〜10月26日(日)まで東京・シアタークリエにて上演。その後、11月1日(土)から9日(日)まで大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール、15日(土)、16日(日)に佐賀・鳥栖市民文化会館 大ホール、22日(土)から24日(月祝)まで愛知・名古屋文理大学文化フォーラム(稲沢市民会館)、28日(金)から30日(日)まで埼玉・ウェスタ川越 大ホールを巡演する。
※敬称略
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