常盤貴子 NHK夜ドラ『ラジオスター』記者試写会

常盤貴子が出演するNHK夜ドラ『ラジオスター』の試写会イベントが3月6日に行われ、同イベントに常盤貴子が出席した。
同作は、地震と豪雨に見舞われた石川・能登を舞台に、災害FMのパーソナリティーとなった柊カナデと仲間たちが、ラジオを通して町のスターになっていく物語。町の住人ではないという葛藤を抱えつつ、能登の人々の優しさと強さに触れていく主人公・カナデを福地桃子が演じ、ラジオ開局の発起人で、ある理由から“笑える”ラジオにこだわっている松本役で甲本雅裕が出演。常盤は本作で、おしゃべり好きな“お姉さん的存在”である小野さくらを演じる。
試写会後に行われた会見に登壇した常盤は、「(試写をご覧になられた皆さん、)すごくいいドラマではなかったでしょうか。すごく優しい気持ちになれたし、笑いながらずっと涙がこぼれるという経験をして。自分が出演しているドラマというのは、なかなか大きな声で“面白かったです”と言いづらいところがあるのですが、このドラマを見れて本当に良かったと思います。多くの方に見ていただけたらと思います。本日はよろしくお願いします。」とあいさつ。
続けて、ドラマでは被災者役を演じるが、「私は実際に被災していないんですよね。やっぱり自分のなかで、“私は被災していなくてすみません”という思いがあったんです。能登を大事に思うがゆえに、すべてのセリフに涙が出そうになって。でも能登の方々が皆さんそうされているように、笑顔で受け止めるということも大事だと思って。(震災は)あったことだと思って自分の胸にとどめて“今を生きる”ということを心がけていました。」と役作りで意識していたことを話していた。
最後に「私は朝ドラの撮影がきっかけで能登と関わることになったのですが、そこからずっと能登が好きで。震災があって以降、泥かきのボランティアや避難所の支援を続けていた(本作のチーフディレクター)一木さんがこのドラマの企画をしてくださって、私たちができることで能登を伝えていこうということを言ってくださっていて。それで今回この企画が通って、実際にロケのスタッフが街にやってきた姿というのは本当に涙が出るほど嬉しくて。それを受け入れてくださっている(能登の)皆さんの輝いた笑顔が本当に忘れられなくて。自分たちの街がドラマの舞台になることはすごく輝かしいことだと思うんです。能登のことを忘れられているのではないかという不安がある中でたくさんのスタッフの人たちが来て、毎日能登の姿を撮影して、それを全国の方が見てくれる。私は能登の人間でもないのに“本当にありがとう”という気持ちで撮影を見ていました。これからこのドラマが始まって、能登に住んでいる方々が能登を誇りに思えるようなドラマになったらいいなと思います。」とメッセージを送っていた。
ドラマ『ラジオスター』は3月30日(月)より放送開始。ぜひご覧ください。
※敬称略
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