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小松菜奈 映画「ムーンライト・シャドウ」特報映像&ティザービジュアル&場面写真解禁!

小松菜奈主演映画「ムーンライト・シャドウ」の特報映像、ティザービジュアル、そして場面写真解禁が解禁となった。

同作は、吉本ばななさんの大ヒットベストセラー小説「キッチン」に収録されている短編小説「ムーンライト・シャドウ」の映画化。ファンの中では初期の名作との呼び声も高い同作は、1987年に吉本さんが大学の卒業制作として発表し、日本大学芸術学部長賞を受賞、さらに翌1988年に泉鏡花文学賞も受賞した作品だ。

先日映画化が発表されるとSNS上では「私の生涯のイチオシの物語が映画化される時が来るとは!」、「何度も読んでいる大切な作品。夢みたいだ」と多くの歓喜の声が上がり、さらに主人公・さつき役を小松が務めることを受け、「小松菜奈さんピッタリ!」、「30年くらいで作り上げてきたイメージ通りでゾクゾクします。」などと大きな話題を呼んだ。

突然訪れる恋人の死をなかなか受け入れることができない、主人公・さつきの一人称の視点で描かれる同作で、小松は主人公・さつきを演じる。

この度、原作者・吉本ばななの「今の時代に映画になるべくしてなった作品だと思います。」というコメントで幕を開ける30秒の特報映像が解禁。
刊行から30年以上経った現在でも世界中で愛される原作が、スクリーンで新たに生まれ変わる奇跡に胸が高まると同時に、静かに聞こえる“鈴”の音。“鈴”は、原作「ムーンライト・シャドウ」でも描かれる、主人公・さつきとその恋人・等をつなぐキーアイテム。そして「鈴の音が耳を離れないんです。」と続く小松菜奈演じる・さつきのナレーションに、メガホンを取ったエドモンド・ヨウ監督の原作への尊敬と愛情が垣間見える。どこか神秘的な映像とともに流れていく、さつきと等の笑顔あふれる幸せそうな時間は、恋人同士の何気ない日常の瞬間を切り取り、柔らかくあたたかい雰囲気に包まれる。そして「もっと一緒にいたかったな」というさつきのナレーションと、クローズアップされる名残り惜しそうに離れる二人の手が、先々訪れる恋人・等との別れを予感させるものとなっている。

さらに、秋らしい背景の中で差し込む陽の光がきらめく、小松演じる主人公・さつきのティザービジュアルが解禁。穏やかでどこか朗らかさを感じさせる表情は、吉本ばななの描く作品のように触れた者をスッと引き込み、力強ささえ感じるものとなっている。

映画「ムーンライト・シャドウ」は、9月公開予定。
ぜひご期待ください!

【イントロダクション】
人は、愛する者を失った時、どうやってその喪失感を乗り越えていくのだろうか。「ムーンライト・シャドウ」で描かれるのは、さつきと等の純美な恋愛、現実と幻想の狭間のような優美な世界観、そして哀しみを受け止めて力強く生きていこうとするヒロインの姿。すべての人の心に沁みる、心を揺さぶる、「さよなら」と「はじまり」のラブストーリー。