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渡邉心結

【渡邉心結インタビュー】ドラマ『こんばんは、朝山家です。』に朝山家の長女・蝶子役として出演!

“キレる妻”と“残念な夫”という衝突不可避の夫婦が、罵倒と叱責、ときどき愛で家族の難題を切り抜けていく、一家奮闘ホームドラマ『こんばんは、朝山家です。』が、7月6日(日)放送スタート。反抗期真っ盛りな朝山家の長女・蝶子を演じる渡邉心結に役柄や撮影現場の様子について聞いた。

 

■この世界に入ったきっかけを教えてください!

TVで永野芽郁さんの演技を見たことがきっかけで、芸能界に憧れを抱くようになりました。母に「芸能界に入りたい」と相談したとき、「スターオーディションがあるよ」と教えてもらいオーディションを受けました。「スターダストプロモーション主催 第1回 スター☆オーディション(2019年)」でグランプリを受賞し、事務所に入りました。

 

自分の性格を一言で言うと…。

めんどくさがり屋です(笑)。自分でもそう思いますが、家族からも言われます。

 

今、一番幸せな時間はどんなときですか?

“寝る”、食べる”、“友達と遊ぶ”ときが一番幸せです。あと綺麗な景色を見たり、ぼーっとしながら波の音を聞いたりするも好きなので最近良く家族と海に行っています。山も好きなので、これからの季節は登山やキャンプをするために山に行く機会も増えるんじゃないかなと思います。

 

今後演じてみたい役や挑戦してみたい仕事はありますか?

ヤンキーの役をやってみたいです。けっこう口調が強めだったり、普段できないことに、挑戦してみたいです。

 

 

ドラマ『こんばんは、朝山家です。』に出演が決まったときはいかがでしたか?

台本を読んだときに家族構成も似ていたり、「弟ばかり」って思ってしまうところや部屋が汚いところが、「自分にそっくりだ」と思いました(笑)。家族や学校の先生、周りの友達に言われることの中にも共通点があったので、絶対に演じてみたいと思い、オーディションに挑みました。決まったときはすごく嬉しかったし、蝶子をしっかりと表現できたら良いなと思いました。ここまで自分にそっくりな役は初めてだったので「出会ってしまった」という感覚で演じるのが楽しいです。

 

以前のインタビューの際に、特技の野球の腕前を活かした役柄を演じてみたいとおっしゃっていましたが、今回演じる蝶子は野球が得意な役ですよね。

そうなんです!得意な野球を生かした役をやりたいと思っていたので、今回それが叶ってすごく嬉しかったです。撮影前に父と一緒にキャッチボールを練習しに行きました。ドラマの中に試合やキャッチボールのシーンがあるんですが、上手に演じられたと思うので、ぜひそこにも注目してほしいです。

 

喧嘩が絶えない朝山家ですが、撮影現場の様子はいかがですか?

現場では母親役の(中村)アンさんはとても優しく接してくださり、父親役の小澤(征悦)さんは現場を盛り上げくれていつも笑わせてくれます。本当の家族みたいに仲良く撮影をしていてすごく楽しいです!

 

コメディ作品を演じるのはすごく難しいと思うのですが、演じられていかがですか?

同じセリフでも言い回しによって面白さが全然違うため「ここはこうやって演じたほうが面白いんじゃない」と監督と話し合って変えることもあります。足立(紳)監督の脚本が面白すぎて、読んでいるだけでも面白いのに演じているとさらに面白いんです。蝶子はいつもツンとしている役なのについ笑ってしまいそうになるので我慢するのが結構大変です(笑)。本当に面白い作品なのでぜひ観てほしいです。

 

コメディ作品ですが、家族内の問題を解決していく中で感動シーンも描かれていますよね。

喧嘩シーン、笑えるシーンも多いですが、感動して泣けるシーンもあります。蝶子の気持ちがすごく良く理解できる台詞があるんですけど、そのシーンは何回読んでも泣いてしまいました。弟や、妹がいる人には共感してもらえるシーンだと思うので伝わると良いなと思います。

 

 

作品の中で蝶子の成長も描かれていくと思いますが、ご自身は作品を通してどのように成長したいと思いますか?

私も蝶子と同じで、母親とよく喧嘩してしまいます。でも母親が一番支えてくれていて、自分のことを応援してくれているから一番大切にしなくちゃいけないと思っているので、作品の中で蝶子が成長していくように自分も成長していけたらと思っています。たくさんの方に観ていただけるチャンスだと思いますし、自分の得意の野球でかっこいい姿で見せたいと思います。

 

渡邉さんはFUNKY MONKEY BΛBY’Sさんの大ファンということですが、FUNKY MONKEY BΛBY’Sさんが主題歌を担当すると初めて聞いたときはいかがでしたか?

両親がFUNKY MONKEY BΛBY’Sさんが好きで、私もその影響で好きになりました。小さい頃から家族みんなでライブに行っていて、今年も撮影期間始まるすこし前にライブに行ってたので、主題歌の話を聞いたときに感動して鳥肌が立ちました。実は相関図の写真もファンモンさん風に撮影していて、撮影しながら心の中で「ヤバい!!」って思ってました(笑)。どんな楽曲になるのかすごく楽しみです。きっと両親もすごく喜んでくれると思うので親孝行になると思います。

 

最後にドラマの見どころを教えてください!

キラキラ憧れるような家族でなく喧嘩が絶えない家族で、お母さんの言い方やお父さんのダメっぷり、お姉ちゃんの反抗期、弟のマイペースな自由さがすごくリアルに描かれているので観ている方にも共感していただける部分が多いと思います。家族みんなそれぞれに共感できる部分がありますが、特に蝶子は一番人間らしく共感していただける部分も多いと思うのでぜひ注目してほしいです。面白いシーンがたくさんあるのでぜひ楽しみながら観てください!

 

 

 

<作品紹介>

『こんばんは、朝山家です。』

毎週日曜日夜10:15〜 テレビ朝日系列

 

<あらすじ>

朝山家は、脚本家として売れている夫の賢太、夫が所属する事務所で社長を務める妻の朝子、高校1年の長女・蝶子と小学6年の息子・晴太の4人家族。
その日、賢太は、執筆した朝の国民的ドラマ『ムキムキ』初回放送の朝を、家族と一緒に見ようとそわそわしながら迎える。しかし、居間には賢太以外、誰の姿もない。発達障がいの特性から朝が弱い晴太はぐずって起きてこず、朝子はそんな晴太の世話と家事、そして仕事に出かける準備で大忙し。反抗期的不機嫌さがデフォルトの蝶子に至っては、そもそも興味の対象外だ。一世一代の日をさみしく迎える賢太。だが、それは朝子から見れば、夫が日がな一日エゴサーチに明け暮れる、悪夢のような一日の幕開けだった!
子どもの面倒も見ず、自分の承認欲求を満たすためエゴサーチに没頭する賢太と、そんな賢太を長年夢見る映画監督としてデビューさせるため、家庭と仕事を切り盛りしながら営業に勤しむ朝子。どこまでも自己中心の夫と、そんな夫にキレまくりながらも自分以外のことを優先する妻の、愛しくも奇妙な家族の物語が始まる。

 

<プロフィール>

渡邉心結(ワタナベミユ)

2007年94日、神奈川県出身。

スターダストプロモーション主催の第1回「スターオーディション」(2019年)にて女子部門グランプリを受賞し、初代グランプリを獲得。ドラマ「バベル九朔」(2020年、日本テレビ)、「イチケイのカラス」(2021年、フジテレビ)、映画「都会のトム&ソーヤ」に出演。ドラマ「二月の勝者―絶対合格の教室-」(2021年、日本テレビ)では連続ドラマ初のレギュラー出演を果たす。映画「ブルーを笑えるその日まで」(2023年)では主演に抜擢。昨年放送された「春になったら」(2024年、関西テレビ)では第9話に出演するなど、着実に演技の幅を広げている。