ニュース
NEW
内野聖陽

内野聖陽 舞台『リア王』出演決定!

uchinoseiyo

内野聖陽が、シェイクスピア四大悲劇の最高峰『リア王』に満を持して挑む。

 

四大悲劇の「ハムレット」は”復讐”、「オセロー」は”嫉妬”、「マクベス」は”裏切り”をモチーフとする傑作ですが、「リア王」は”老い”を描くという意味で世界が超高齢化を迎えるいま非常に切実な作品です。近年日本でもこの戯曲の上演の頻度が顕著に高まっているのもうなずけるところです。今回、内野と組んでこの傑作に挑むのは、日本演劇界を牽引する名演出家の森新太郎です。ミュージカルから古典劇まで幅広く手掛ける作品はいずれも現代性、社会性が透徹しており、特にシェイクスピア劇の演出で見せる鮮やかな手腕は高く評価されています。内野とは、「THE BIG FERRAH」「東海道四谷怪談」に続く三度目のタッグ、共に熱量の高い二人が、悲惨な結末に突き進んでいく、救いようのない人間たちのドラマをいかに描きあげるか、期待の高まるところです。

 

■あらすじ

長年王国に君臨した絶対権力者のリアは、王位と領土を譲渡すべく、娘たちの愛情を試す。甘言を口にする長女・次女をいさめて王に苦言を呈する三女コーディリア。最愛の末娘の不愛想な態度に激怒したリアはコーディリアを勘当し、長女・次女に領土を分割する。しかし頼った二人はリアを歓迎しない。その非道な仕打ちにリアは出奔し、道化とともに荒野で狂乱する。一方、臣下のグロスター家では、私生児のエドマンドの策略に嫡男エドガーが陥れられ、逃走。エドマンドはリアの長女と次女それぞれを篭絡して権力の座を目指す。悲惨な境遇の中で狂気に陥るリア、エドマンドの裏切りでとらわれて目をくりぬかれるグロスター、フランス王に嫁いだコーディリアはリアと再会を果たし、二人の姉に戦いを挑む。姉二人はエドマンドの愛、互いの領土をめぐって対立を深める…血で血を洗う抗争はやがて悲劇の結末を迎える…

 

【内野聖陽コメント】

なぜいま「リア王」を演じるか?それは、自分が納得いくリアという作品を見てみたいからです。17世紀のシェイクスピアアの時代も21世紀の現在も、人間ってのは大して成長してないなということ。そして、非常事態の中で見せる人間の本音の絡み合いは、やはりワクワクするものがあること。そういう作り手のワクワク感をお届けしたいのと、やはり、創作過程で自分たちが思いもよらなかった景色が見えて来たら最高だなと思っています。何よりリアという作品を、今、初老の段階に入っている自分なら、どう演じるのかをみてみたいという感覚があります。

この企画を立ち上げた時はこんなにも『リア王』ラッシュが続くとは思いもよりませんでした。『リア王』には現代に生きる我々が直面している問題が多いからなのではと思ってます。国のトップの覇権争い、親子・血縁・側近のディスコミュニケーション、そして、老いや健康寿命の問題などなど…またリアかよと思われるかもしれませんが、森新太郎演出のリアは、絶対に面白くなる予感がします。

まずはテキストを深く掘り下げて内野ならではの感性でリアを自由に羽ばたかせたい。そして才能ある共演者の皆様とのセッションで面白い景色を沢山発見したいです。 森新太郎さんという現代演劇の気鋭の才能に、演者としてたくさん提示して創造的なセッションが沢山出来れば、きっといい結果が生まれると信じてます。

ご期待ください。

 

【公演概要】

公演名:「リア王 -King Lear-

作:ウィリアム・シェイクスピア

訳:松岡和子

演出:森新太郎

主演:内野聖陽

公演日程 :2026921(月・祝)104()(予定)

会場:東京芸術劇場 プレイハウス

主催:東京芸術劇場

お問い合わせ:東京芸術劇場ボックスオフィス0570-010-296 (休館日を除く10:0019:00)