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市原隼人 映画「喝風太郎!!」公開記念舞台挨拶!

市原隼人主演映画「喝風太郎!!」が11/1(金)公開初日を迎え、翌2日(土)TOHO シネマズ日比谷で行われた舞台挨拶に市原が登壇した。

同作は、「サラリーマン金太郎」「俺の空」などの人気漫画家・本宮ひろ志さんの伝説の漫画「喝 風太郎!!」の映画化。
主人公は、長年の修行を終え、ボロボロの袈裟に身を包み町へ降り立った僧・風太郎。大酒を食らい、大の女好き、破天荒で非常識、かつ自由勝手で横暴なこの男に、出会う人はみな振り回されるが、彼らは思いのまま生きる風太郎にいつしか心が解きほぐれていくという“修行エンタテインメント”ストーリーとなっている。

市原は、主人公・風太郎を演じている。

上映後に行なわれた舞台挨拶にて市原は、「風太郎が重んじている仏法の教えの中で幾度も自分に問いかける行為があるのですが、その行為を通して生きることと個々の存在と向き合いながら現場に立っていました。少しでもその思いを感じていただけたら幸いです。」とコメント。

撮影を振り返り、「風太郎の扮装をしてそば屋とかレストランにご飯を食べに行ったのですが、もう少し気をつけたほうが良かったかなと思いました。店に入って、普通に食べて馴染んでたので、それもどうかなと思いました(笑)。」とエピソードを話すと柴田啓佑監督が“髭を一度付けるとはずせないので、そのまま行動していたことが多かった”と回顧。すると「髭も食べてしまったりして大変でした(笑)。」と明かした。

風太郎を演じ、「悩んでいる時に答えを探してしまうのですが、風太郎を通して正解や確信がないのが人生なんだと感じました。きっと仏法も分からないから何度も問いかけて、概念を外して個々を見ようとしている途中で結局終わってしまう。なにかを掴んだり、なにかを感じようとすることが人生なのかな、と思ったりします。それは役者も一緒。明日、同じ質問をされたとしても違う答えが出てくると思いますし、壊して作って、また壊して作って…常に問いかけながらできればと思っています。」と自論を展開した。

その後、同作でたくさんの金言が登場することから、自身の人生を変えた、変化するきっかけとなった金言は?という質問があがり、「“プライドを捨てることがプライドだ”という言葉です。こういうスタイルしかしない、こういう服しか着ない、こういう見方、感じ方、捉え方しかしないというのが若い時はあると思います。ある時、“それがあることによって世界が狭くなっているから、もっと俯瞰で見た方がいい”とその言葉と共に言われました。あと20代前半の時、プレッシャーで外にも出たくないし人にも会いたくないことがありました。その時に友達が家に来てくれていろいろなことを吐いたら、“それは贅沢な悩みすぎる”と言われたのが忘れられないです。“悩みを持てることはすごく贅沢なことであって、なにかをできる場所を与えていただけただけでも嬉しいことなんだから感謝しなくてはいけない”とも言われて、悩むだけではなくて考えることに変えて、前に前に向っていく。今でも悩んだり考えたりした時は、すごく贅沢なことなんだ、そういう場所を提供していただいて嬉しいと思えるようになりました。」と語った。

さらに、同作のセリフやコピー“迷える子羊”にちなみ、迷ったり悩んだりした時のストレス発散法は?と聞かれ、「時間を無駄遣いすることです。常に追われているので、何も考えずに予定も立てずにいることが一番幸せです。」と答えると登壇陣も同調していた。

そして最後に、「肩の力を抜いて観られる箇所もありますが、世の中がどのように回っているかといった核心をつくようなところに僕は鳥肌が立ちました。本当に素晴らしいところに着目しているなと思います。セリフの中で“決めるのはあんただ、あんたの人生だ”というセリフがあるのですが、まさにそうだと思います。どんなことでも、自分の中から湧き出るものでないとやり続けられないと思うんです。皆さんが立ち上がりたくなったり、なにかに向いたくなった時にそれを応援していただける方が増えることを心から願っています。そして、この作品は生きることがテーマ。皆さんが皆さんを認め、皆さんがただいるだけで嬉しい方がたくさんいらっしゃることを忘れないでいただけると嬉しいです。本日は本当にありがとうございました。」と締めくくった。

映画「喝風太郎!!」は、絶賛公開中!
ぜひ劇場でお楽しみください。

【ストーリー】
山奥の寺から長年の修行を終え、みすぼらしい袈裟に身を包み町へ降り立った僧・風太郎(市原隼人)。大酒を食らい、大の女好き、破天荒で非常識、かつ自由勝手で横暴な風太郎に、出会う人はみな振り回されていく。カモを見つけては、幸運のお守りを売りつけ詐欺まがいのことをしている健司(藤田冨)は、風太郎に取り入って金儲けを企むことに。
家庭でも会社でも虐げられ居場所を失くしてしまった社畜サラリーマンの末吉(近藤芳正)は、家族と上司に復讐するために、風太郎にある将来の計画を聞いてもらう。ネット依存症の自称インフルエンサーの詩織(工藤綾乃)は、風太郎の周りで起こる揉め事を撮影し、再生回数を稼いで自分の存在価値を高めようと企んでいる。最初はそれぞれの事情で、風太郎を利用しようとしていたが、思いのまま生きる彼といることで、心が解きほぐされていく―。
そんな中、風太郎たちは、ホームレスのためにボランティアで炊き出しの活動を熱心にする美しく心優しい麻季(鶴田真由)と出会う。だが、麻季には裏の顔があり、とんでもない事態に巻き込まれていく―。

(敬称略)
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